駒(こま)

望月東庵の助手。戦災孤児。 幼いころの戦による大火で両親を失い、自らも「手の大きな侍」(演:白畑真逸)に救出される。その後は旅芸人一座に預けられて諸国を巡り、京にて東庵に引き取られる。 侍から「いつか平和になると顕れるという麒麟がくる世になる」と慰められており、その話を光秀にしている。その後も縁があって、たびたび共に過ごすうちに光秀を想うようになる。また、助けてくれた侍が明智家家紋の桔梗紋を染めた布を持っていたことを、再会した伊呂波大夫の昔話から知り、明智家と自分の因縁に感じ入っている。その後、その侍が度々諸国を旅していた光秀の父・光綱であることが判明する。