武器や食料の補給もなく、地獄の戦いが続くガダルカナル島。アメリカ軍との戦闘開始から半年後に、ようやく撤退が始まります。しかし日本国民には、この「撤退」の真実は隠されていました。さらに、連合艦隊司令長官・山本五十六の戦死。アッツ島の「玉砕」…。本格化するアメリカ軍の反撃に敗れていく日本軍。敗戦への序章、昭和18年1月から5月です。