第10回 明治11年~琉球処分・コレラ大流行ほか

西南戦争が終わり、国内がようやく落ち着いてきた明治11年、政権を握っていた大久保利通は、近代国家造りに本腰を入れる。ところがその矢先、大久保の政策に不満を持つ士族の凶刃に倒れる。維新三傑と呼ばれ、明治維新の中心にいた木戸孝允、西郷隆盛、大久保利通が1年のうちに亡くなり、時代は一つの区切りを迎え、権力闘争に生き残った次の世代が国を動かすことに…その中の一人、山縣有朋は、陸軍の組織改革を行い、政治や行政が軍に口出しできない独立した組織づくりを目指す。それはのちの戦争に大きく影響を与えるものだった。翌明治12年、日本と中国の二重支配下にあった琉球に対して、琉球処分を行い、沖縄県を設置。450年続いた琉球王国は消滅する。国内では自由民権運動が再び盛り上がり、国会開設を訴え、武力から言論で国を変えていこうとする機運が高まっていく。そんな中、明治天皇は日本全国を巡幸。そこには政府のある思惑があった。

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  • Originally Aired December 21, 2019
  • Runtime 46 minutes
  • Network BS-TBS, BS-TBS 4K TBS (JP)
  • Created January 8, 2022 by
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  • Modified January 8, 2022 by
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