奈落

画家になる夢が破れ、小さな鋳造所を営む黄島宏二は、日々マンホールの蓋を造り続けていた。しかし、独特の感性により生み出されるその蓋は実用性よりも芸術性に趣が置かれていた。よって仕事に結びつかず、取引先からも呆れられ、借金がかさむ一方だった。ある日、そんな黄島の前に彼の芸術性を理解する謎の女が現れる。一方レオは鋼牙の身を案じて冴島邸を訪れ、ホラー狩りは他の騎士に任せて、破滅の刻印の解明を急ぐべきだと進言する。レオの優しさに感謝する鋼牙。だが、そんな二人に新たなホラー出現の知らせが届く。

A manhole cover maker is creating manholes that act as Gates for the Horror Death Hole. Kouga and Leo must find all the manhole covers before Death Hole brings a mass outbreak of Horrors into the human world.