続々・サラリーマン出世太閤記

日本自動車岐阜工場に勤務する木下秀吉は、「本社に出頭せよ」という命令を受けた。本社勤務に胸をときめかせた秀吉は、城西地区営業所のセールスマンを命じられガッカリのてい。セールスマン一年生の秀吉は、商売敵のセールスマン今川好子ににらまれたり同僚の福井におどかされたりしてこのところ御難つづき。しかし、秀吉はへコたれない。恋人で会社のタイピストの千枝子にもあわずに、セールスの勉強に一生懸命。その頃、秀吉に夢中のパチクリ軒のエイ子が、友達のブルジョア娘未知子を紹介した。いい買主とばかり張切ったが、サンプルカーにのって、彼女の無免許運転や、色目のモーションのあげく、とうとう運転免許はとりあげられ、彼女の運転教授をおおせつかってしまった。がっかりの秀吉に浜町の料亭から呼出しがかかった。そこには好子がいて、東亜観光の取引から手をひけといわれた。リベートでつろうとする好子に、秀吉はフェアプレーでいこうと席をけった。その夜、寮には母親のマサが来ていた。それは、エイ子のために父親の為助が、親孝行の奥の手を使って、秀吉をくどこうと呼びよせたのだ。そうとも知らぬ秀吉は、喜んで千枝子を紹介するために本社にいった。ところが千枝子は、父の部下の橘と結婚するために、辞表を出しに来たところだった。失恋のヤケ酒に酔った秀吉はまたまた仕事で失敗し、売上げ金八十万円をとりそこなった。辞表を出そうと思ったが、エイ子に気合を入れられて心機一転して出社した。名誉挽回、契約獲得のため東亜観光の社長毛利に直談判をした。色仕掛の好子をどうやらしりぞけたが、取引は社長対社長ということになった。秀吉は左右田社長をよんで来た。そこで毛利の気合術、左右田の相撲で勝負を決めることになった。形勢利あらず、左右田の旗色が悪く、そこで秀吉が応援に出た。奇妙な二人の怒鳴り合いがつづき、最後の一声で、遂に毛利は倒れた。取引は大成功、その結果秀吉は見事本社宣伝係長に栄転することが出来た。故郷に帰る母を送る秀吉の顔は、晴々と輝いていた。


Aliases
  • Zokuzoku Salaryman Shusse Taikouki
日本語
  • TheTVDB.com Movie ID 366260
  • Status Released
  • Released Japan September 16, 1958
  • Runtime 92 minutes
  • Genres Drama
  • Original Country Japan
  • Original Language Japanese
  • Spoken Languages Japanese
  • On Other Sites IMDB
  • Box Office Worldwide $0 US $0
  • Favorited This movie has been favorited by 0 people.
  • Created April 24, 2025 by
    pthw199 mod
  • Modified April 24, 2025 by
    pthw199 mod

No artwork of this type.

No artwork of this type.

No artwork of this type.

No artwork of this type.

No artwork of this type.

No artwork of this type.

No lists.

No lists.

No lists.

Please log in to view notes.