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シリーズ 人生100年時代を生きる 第1回 終(つい)の住処(すみか)はどこに

人生100年時代を迎える日本が抱える課題を見つめ、解決の糸口を探るシリーズ。3年前に父を看取り、現在も母親を介護する、作家の阿川佐和子さんとともに、2日連続でお伝えする。1回目のテーマは、お年寄りが安心して暮らすための『終の住処』について。比較的安く手厚い介護が受けられる「特別養護老人ホーム(特養)」の待機者が30万人を超えるなか、国は施設の担い手を“官から民”へと転換しようとしている。その切り札として、7年前に導入されたのが、民間事業者が運営する「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」だ。軽度の要介護者の受け皿にしようと、国は規制を緩和し多額の補助金を投入して整備を推し進めている。しかし、いま現場では、さまざまな矛盾が吹き出している。要介護度は低くても“動き回る認知症高齢者”を数多く抱え、対応に追われる施設も少なくない。さらに特養に入れない重度の要介護者も多く入居する施設もあり、安全が脅かされる事態が起きていることが分かってきた。“救世主”と期待されたサ高住で何が起きているのか。徹底ルポと独自の大規模調査で実態を明らかにし、改善の道を探る。

日本語
  • Originally Aired November 17, 2018
  • Runtime 50 minutes
  • Network NHK
  • Created January 1, 2019 by
    Administrator admin
  • Modified January 1, 2019 by
    Administrator admin