2回シリーズで、日本の隣人、韓国・台湾の激動の歴史を伝える。戦後の韓国では17回にわたり戒厳令が出された。1960年にはイ・スンマン政権の打倒を掲げる学生らに警官隊が発砲、全国主要都市に戒厳令が出された。軍事クーデターで政権を掌握したパク・チョンヒは戒厳令を使って人々の思想と文化を弾圧した。1980年には、戒厳令下の光州で民主化を求める市民に軍が発砲。市民も銃を手に取り応戦し、多くの命が奪われた。