仕事もプライベートも献身的に人を支える優しさを持ちながら、控えめな性格の花井栞里(佐々木美玲)。アパレル通販会社に勤め、周囲には内緒で交際している恋人・恵一(和田雅成)との交際3周年を祝うため、自宅で手料理を用意して待っていた。 しかし、帰宅した恵一が連れてきたのは取引先の令嬢の美緒(木村葉月)だった 。恵一は「俺たち結婚するんだ」と冷酷に言い放ち、栞里との関係を「ただ飯を食いに来ていただけ」と否定する。 さらに「アシスタントのお前と俺は価値が違う」と罵倒して去っていく。 失意のドン底に落ちた栞里は、親友の友奈(朝井瞳子)が勤めるバー『デパール』で涙を流す。すると、そこへ紳士的な男性・貴人(森次政裕)と出会う。 酔いつぶれた彼の優しさに触れた栞里は、行き場のない悲しみから、身元も知らない彼と一夜を共にして―。
栞里(佐々木美玲)が勤める会社が買収され、新社長として現れたのは、あの一夜を共にした男・瀬古貴人(森次政裕)だった。 社員の前では一定の距離を保って接する貴人だが、献身的に恵一(和田雅成)をサポートする仕事ぶりを正当に評価し、新ブランド設立のプロジェクトメンバーに栞里を抜擢する。 自分を認めてくれたことに嬉しくなる栞里は懸命に働こうとするが、急なめまいに襲われて倒れてしまい…。 妊娠を隠している栞里は早退し、すべてを友奈(朝井瞳子)に打ち明けて相談する。 「突然、お腹の子供のことを知ったら社長は…?」思い悩んだ栞里は、誰にも迷惑をかけないように会社を辞めて一人で子供を育てる決断をする。 翌日、辞表を出す栞里に、貴人は隠された過去を打ち明ける―