他人に気を遣いすぎる性格の女子大生・立花あかり (久間田琳加) は、待ちに待った漫画の発売日に友達からカラオケに誘われてしまう。 周りに合わせカラオケで盛り上がるフリをしつつも本屋の時間が気になるあかり。さらに遅れてやってきた後輩とその友達・成瀬和泉 (山中柔太朗) も加わり、あかりはますます帰れない。 無表情で座る和泉は黙々と飲み物を飲むだけ。あかりは、和泉も自分と同じく断れずに参加したのかと、その様子が気になり声をかけるが…。
和泉 (山中柔太朗) と一緒に映画を観に行く日。思い切って映画に誘いOKを貰ったはいいが、和泉が内心戸惑っているのではないかと、あかり (久間田琳加) は自分がリードするつもりだった。だが、実際は気の付く和泉にテキパキと仕切られてしまい、あかりはネガティブな妄想に支配されてしまう。 そんな中、和泉がこういうことには慣れておらずカッコつけていたと本音を話し始め、あかりの不安を一瞬で吹き飛ばす。和泉の正直な言葉やあかりを気遣ってくれる態度に、あかりの中の和泉に対する気持ちがどんどんと膨らんでいくのだった。
大和 (塩野瑛久) と2人でカフェを訪れたあかり (久間田琳加)。大和が話し始めたのは、弟・和泉 (山中柔太朗) のことだった。さらに大和から思わせ振りなことを言われたあかりが慌てていると、そこに和泉が現れる。和泉は、あかりが大和と付き合っていたことを知り、それを確かめたかったと言う。さらに、和泉は戸惑ったものの今まで通りあかりと「友達」として仲良くしたいと言い…。 一方、あかりと大和の写真を見たことがある遥 (工藤遥) は、あかりが大和に近づくために和泉と仲良くしているのではと、和泉に忠告するのだった。
和泉 (山中柔太朗) からの告白を嬉しく思いながらも、大和 (塩野瑛久) とのことがあり、答えを出せずにいたあかり (久間田琳加)。そんな時、本屋さんで和泉に偶然会ったあかりは、和泉との楽しかった日々を改めて思い出す。去っていく和泉を見てこのままではいけないと、あかりは自分の正直な気持ちを胸に和泉を追いかけるのだった。 ついに付き合うことになったあかりと和泉。そのことを大和にも報告した2人は、デートの日を迎えていた。しかし緊張や大和とうまくいかなかった過去を思い出してしまい、「今度こそ」という思いが強くなり、色々焦ってしまうあかり。いつもと違うあかりに気付いた和泉は、気遣いながらもなんで大和と別れたのかを尋ねる。
突然キスされたあかり (久間田琳加) は慌てて大和 (塩野瑛久) のからだを離す。大和はそのまま眠ってしまい、動揺したあかりは急いでその場を後にするのだった。 大和とキスしてしまったことを和泉 (山中柔太朗) にちゃんと報告しようと思いつつも、なかなか言い出せないあかり。そんな中、和泉から預かった鍵を持って帰ってきてしまったあかりは気まずい気持ちのまま、再び成瀬家へ。するとドアを開けて出てきたのは大和だった。だが、大和がキスのことを覚えてないと知るとホッと安心するあかり。
正直に話をしようと和泉 (山中柔太朗) に会いに来たあかり (久間田琳加) だったが、和泉が遥（工藤遥）を抱きしめている姿を見てしまい、思わずその場から立ち去ってしまう。 大学で和泉に会ったあかりは、気まずい気持ちを抱えていた。それでも遥とのことをちゃんと聞かなくてはいけないと思った矢先、初めてのお家デートで成瀬家に忘れてしまったヘアゴムを和泉から差し出される。あかりが帰ろうとしたときに大和 (塩野瑛久) が偶然帰ってきたこと、さらに大和からキスされたことを告白するあかり。和泉から怒りをぶつけられたあかりは次第に、遥とのことを和泉に言うか逡巡するが、結局言い出せず…。
遥 (工藤遥) の口から語られた４年前の真実を知ってしまったあかり (久間田琳加）は、知らないうちに大和 (塩野瑛久) を傷つけてしまったのではと思い悩む。 そんな時、和泉 (山中柔太朗) の母・由紀 (NANA) が入院したという知らせが届き、和泉と一緒に病院へ駆けつけたあかりは、後からやってきた大和の姿に動揺。たまたま大和と2人になったあかりは、4年前に自分が感じていたことを正直に打ち明け…。
和泉 (山中柔太朗) から 「距離を置こう」 と言われ、落ち込むあかり (久間田琳加)。 和泉とのことで悩んでいたあかりは、大学の裏庭で自分と同じようなため息をつく駒井 (若林時英) に気付き、思わず声を掛ける。遥 (工藤遥) への長年に渡る一途な片思い話を駒井から聞いたあかりは、和泉のことを諦めたくないと思い直し…。
大和 (塩野瑛久) から告白されたあかり (久間田琳加) は、すぐに大和に言葉を返すことができなかった。 そんなことがあった数日後、あかりは由紀 (NANA) の病室を訪ねていた。あることがキッカケで、由紀に今の胸の内を話してしまうあかり。だが、自分だけでは気づくことのできなかった言葉を由紀から掛けて貰い、あかりは今の自分の気持ちとちゃんと向き合うことに。そして、向かった先は…
