梅園高校競技かるた部の幽霊部員・藍沢めぐる(當真あみ)。青春よりも将来への投資にこだわるめぐるは、文化祭でかるたの楽しさに触れたものの、退部の意思は変わらず…。 そんな中、同じクラスの白野風希(齋藤潤)がかるた部への入部を希望し、顧問の大江奏(上白石萌音)と部員の与野草太(山時聡真)は大喜び!素人の風希にさっそくかるたの手ほどきをする奏と草太。風希に試合の雰囲気をつかんでもらおうと、次の土曜日に行われる草太の個人戦をみんなで観に行くことに。しかし、めぐるは誘いを断り、奏に退部届を出してしまう…。 一方、訳あって野球部を退部した村田千江莉(嵐莉菜)もかるたに興味津々。一緒に野球部をやめた奥山春馬(高村佳偉人)と2人、かるた部の練習をコソコソ偵察し始めて…。 その夜、めぐるは塾の帰りに、瑞沢高校かるた部のエース・折江懸心(藤原大祐)と鉢合わせ。3年生の引退試合でめぐると戦った懸心は、あの後、全国大会まで勝ち進み、団体戦と個人戦で優勝、高校生日本一になっていた。その懸心から「やろうよ一緒に」と改めてかるたの世界に誘われ、困ってしまうめぐる。そこにロードワーク中の風希が現れて…。 アマチュアボクサーでもある風希は、ボクシングジムを経営する父・真人(高橋努)の期待を一身に受け、幼い頃からボクシング漬けの毎日。今はケガで練習ができないため、「治るまでの間、反射神経を鍛えたい」と、真人に頼んでかるた部への入部を許してもらったが、実は風希には、真人に言えない秘密があり…。 草太が念願のB級昇格を目指して強敵に挑む中、風希の秘密を知っためぐるの心が揺れ動く…!!