花村薫(波瑠)は東大卒業で前職は大手・三ツ橋商事勤務という輝かしい経歴を持つにもかかわらず、転職活動で大いに苦戦を強いられていた。退職した理由を再三問われるが、「キャリアアップのため」と一点張りの薫。だが、三ツ橋商事以上に社格の高い会社はほぼないに等しく、転職エージェントも困り果てていた。 ある日、薫は不採用になったはずのRAINBOWLAB社長・日高茉海恵(川栄李奈)から、娘の家庭教師として働かないかと話を持ち掛けられる。見るからに元ヤンオーラが漂う茉海恵は、6歳になる非公表の娘・いろは(池村碧彩)を受験させたいと、薫に高額の報酬を提示するのだった。 そして迎えた家庭教師初日。茉海恵の前では物分かりの良いいろはだったが、薫と2人きりになった瞬間、生意気な発言を連発。高待遇でも辞める人が続出する家庭教師の裏事情が詳らかになる。 家庭教師の時間を終え、帰宅した薫のもとに茉海恵からの電話が入る。シッターと行き違いになり、いろはが一人で居ると聞いた薫は、急いで茉海恵の家へ。そこには、物が散乱している中で壁に落書きをするいろはの姿が・・・。薫はいろはを制止しようとするが、その惨状を見てある重大な事実に気付き・・・。
授業参観を控え、柳和学園1年1組の子どもたちは母の日をテーマに作文を書いていた。だが、いろはの原稿用紙は真っ白なまま。智也から呼び出された薫は、いろはと一緒に作文を仕上げるように言われてしまう。 作文に何を書いていいか分からないと言ういろはに、茉海恵は薫と3人でのお出かけを提案。喜ぶいろはの希望でピクニックへ行くことになり、茉海恵はいろはの好きな星も見に行こうと計画を立てるのだった。 そんな中、茉海恵が社長を務める「RAINBOWLAB」の主力商品・虹汁の全国展開に予期せぬライバルが現れ、虹汁が並ぶ予定だった陳列棚が奪われてしまう。一刻も早く生産ラインを止めないと大きな損失が出てしまうため、茉海恵は苦渋の決断を迫られていた。そのトラブルはピクニック当日まで続いてしまい・・・。
薫は、母・聖子の転倒による検査入院に付き添いたいと、“ニセママ”業を3日間だけお休みすることになった。茉海恵といろはが一緒に登下校できることを喜んでいたのも束の間。茉海恵は、朝の送迎後、至急会議に向かわねばならないにもかかわらず、同じく送迎にきていた玲香ら柳和の三羽烏からお茶に誘われてしまい・・・。 同じ頃、本橋家では慎吾が息子の圭吾をロンドンの学校に留学させる話が浮上。柳和学園のジーニアス留学制度で選ばれたいと努力する圭吾の姿を見守ってきたさゆりは、夫の独断に思うところがありつつも、何も言えずに一人悩んでいた。 薫は竜馬の手助けもあり、聖子を病院まで送り付き添う。思いがけず竜馬と聖子が仲良くなっているのがうれしい薫だったが、ロビーで突然声を掛けられる。そこにはさゆりの姿が。さらに病院の事務員から「花村さん」と声を掛けられてしまい・・・!
学校に届いた「1年1組に偽りの母親がいる」という怪文書について疑惑が広がる中、柳和会の母親たちが学校と協力して開催する一年生の恒例行事「柳和サマーキャンプ」の準備が進んでいた。食材担当に指名された薫は、これまでと態度が一変したさゆりのことが気になっていた。 一方の茉海恵はRAINBOWLABの上場審査を目前に控え、審査担当が厳しいと知られる鬼の栗田だとわかり、社員一丸となって想定問答をブラッシュアップ。ついに上場審査当日を迎え――。 そしてサマーキャンプ当日、玲香はここでの行動がジーニアス留学制度の選考にも影響すると娘・璃子に説明していた。各チェックポイントを回る “ウォークラリー”で、他のチームが続々とゴールする中、ある児童が失踪……!?
いろはと圭吾がジーニアス推薦留学制度の最終候補生に選ばれ、正式に枠をかけて争うことに。そんな中、“ニセママ”であることがさゆりに知られてしまった薫は、事情を説明させてほしいと申し出る。さゆりは茉海恵の同席を条件に、3人で話すことを決める──。 一方で、茉海恵が軽い体調不良で竜馬と病院に行くと、薫の母・聖子と鉢合わせに。茉海恵から連絡を受けた薫が病院へ駆けつけると、医者から聖子の癌が再発していることを告げられる。聖子の力になりたい薫だったが、“ニセママ”を許せない聖子は心を閉ざしたまま。やがて薫は在宅医療に切り替えた聖子のため、学校帰りのいろはを薫の実家で預かることになる。しかし、聖子はいろはにも冷たく接してしまい・・・。