ジャバウォックの鑑札

The day of the district contest has arrived! When Haruta goes missing, Chika goes to look for him and runs into a writer who's interested in Mr. Kusakabe's past. Can the mystery of a lost dog's true owner appease the writer's curiosity instead?

二年目の夏、コンクールの地区大会当日。落ち着きなく、どこかへと向かったハルタに気付くチカ。ハルタの後を追ったチカは、大会の取材で来ていた記者の渡邊に話しかけられる。だが、彼の目的は草壁の過去を探ることだった。困惑するチカの前に、巨大な迷い犬を連れたハルタが助けに現れた。チベタン・マスティフという珍しい犬種で、飼い主を探していたハルタだったが、そこにそれは自分の犬だという者が、二人も名乗り出てきてしまう。