レストランを舞台に青年の成長を描く。売れないバンドのベーシスト・英介（向井理）は母・華子（片平なぎさ）の店を手伝う約束の30歳が間近に迫るも、デビューへの夢を諦められずにいた。そんな折、母が急逝し店を継ぐ決意をする。しかし、店は実業家・麻生（稲垣吾郎）に買収されてしまう。
英介（向井理）はまりあ（国仲涼子）からどうしてレストランを始めたのか問いただされ、そのレストランも経営状態が悪く、悩みが尽きない。一方、千絵（瀧本美織）は英介が作った料理の味が忘れられず「ル・プティシュ」へ。そこで、英介と賢太（塚本高史）のけんかを目撃。仲裁に入るがけがをしてしまう。
英介（向井理）は傷だらけで現れた拓（三浦翔平）を警察に連れて行き、これまでの経緯を聞く。一方、英介に引かれ始めている千絵（瀧本美織）は、英介とまりあ（国仲涼子）の親密な様子を見て落ち込む。そんな中、拓が店で働きたいと申し出るが、英介は「雇う金は1円もねぇ」と追い返してしまう。
英介（向井理）は初の給料日を前に店の赤字に悩む。そんな中、麻生（稲垣吾郎）が英介に高級オマールエビを使った対決を持ち掛ける。英介が作ったエビ料理を自分が食べて、気に入らなければ持ち込んだ10匹のエビの代金全てを支払うこと、という提案を英介は快諾。エビの料理を考え始める。
英介（向井理）はまりあ（国仲涼子）に距離を置きたいと言われ、困惑する。一方、英介に振り向いてほしい千絵（瀧本美織）は料理を教えてほしいと頼むが、軽くあしらわれる。そんな中、英介は白山（鈴木砂羽）の息子・飛優馬（篠田涼也）を預かることに。しかし、偏食の飛優馬は食事を取らず、英介を悩ます。
英介（向井理）とまりあ（国仲涼子）は関係を修復。一方、千絵（瀧本美織）は拓（三浦翔平）の穴埋めとして、「ル・プティシュ」でアルバイトをすることに。麻生（稲垣吾郎）が認める料理を作れなければ店名を譲る、という対決に向け、一同は気合を入れる。対決当日、オードブルを食べた麻生は驚きの声を上げる。
店の内装やメニューを一流の雰囲気に変えようとする英介（向井理）に、賢太（塚本高史）は違和感を抱き、二人は口論を繰り返す。そんな中、レストランガイドの調査員が来店。英介が作った料理を食べ、衝撃を受ける。一方、拓（三浦翔平）は、英介らと組んでいたバンドが評価されていたことを知る。
賢太（塚本高史）と剛（川畑要）が出て行き、店は大混乱。頭を抱える英介（向井理）の元に、白山（鈴木砂羽）からもう一度バンドをやらないかと連絡が入る。英介は戸惑うが、まりあ（国仲涼子）は喜ぶ。一方、事情を聞いた千絵（瀧本美織）は英介が店を辞めないか不安になり、問いただすが、口論になってしまう。
まりあ（国仲涼子）は千絵（瀧本美織）との会話から、千絵が英介（向井理）を好きだと気付き、英介を問いただす。そんな中、賢太（塚本高史）が子供を授かり、「はらぺこキッチン」でレストランウエディングをすることに。英介らが準備をしているところに、「ガステレア」のシェフ・柏木（石黒英雄）が訪ねてくる。
一緒に働こうと英介（向井理）を誘った麻生（稲垣吾郎）は、フランスでの修業や賢太（塚本高史）ら他の仲間の採用など手厚い待遇を申し出る。そんな中、英介の店に300人目の客として訪れた「ハラペコキッチン」の大家・亜矢子（矢田亜希子）は、マンションを建てるため店を明け渡すよう告げる。
麻生（稲垣吾郎）の申し出を受けることにした英介（向井理）は、賢太（塚本高史）らと2年後一緒に働くことを誓い、「ハラペコキッチン」を閉店。だが、英介は麻生の店に就職した賢太と剛（川畑要）が辞めていたことを知り、心が揺れる。一方、英介は拓（三浦翔平）と親しくなっていく千絵（瀧本美織）のことが気に掛かる。
