俺の名は塔馬ヒカル。義妹の美由紀や幼馴染みの七海、俺をライバル視する渚達と出雲学園に通う。最近よく泉で裸になって祈り続ける美しい巫女の夢を見る。そして夢で見た出雲学園の不思議な部屋に忍び込む…そう、これから長い長い旅が始まるのも知らずに…。
今回は巨大な「樹」の魔物が襲いかかる！「樹」を撃退したヒカル達は、日本の古代を思わせる村に辿り着く…そこに、ヒカルの夢に出てきた美女「アマテラス」が姿を現し…。次々とヒカルの前に現れる美女たち。
七海はヒカルに告白し、二人は初めて結ばれる。異世界であるネノクニから、自分達の世界アシハラノクニに帰るべく、悪霊の呪縛に捕われている四聖獣を解放する旅が始まったが、彼らを待っていたのはあまりにも悲しい再会だった…次から次へと深まっていく謎。ヒカル達が旅路の先に見るものは、果たして…。
四聖獣のひとり「青龍」を解き放つ事に成功したヒカル達…喜びも束の間、一行は闇の中へと引きずり込まれ、ツクヨミの幻惑に翻弄されてしまう。その闇の中で綾香が見たものは、彼女が記憶の奥底に封じ込めたはずの「禁断の過去」だった。義父から性的苦痛を受け、精神的限界に達する綾香。現実と幻覚の境目が曖昧になり自分を見失いかけるが、その闇を切り裂き登場したのが、他でもないヒカルであった…。
ヒカル達がアシハラノクニに戻る為には、最後の四聖獣“朱雀”の解放が必要であった。ヒカルは渚と共に迫り来る悪霊を蹴散らし、朱雀が封じられている神殿へと急ぐ。しかしそこに立ちはだかっていたのは、思いもよらぬ相手だった…。更なる渾沌の様相を見せるネノクニ、そして次々と明らかになる真実…。果たしてヒカル達は元の世界に戻る事が出来るのか？！