交通事故にあった俺は、目が覚めると湖のほとりに立っていた。身動きも取れず、声も出せず、どうやら自動販売機に生まれ変わってしまったらしい!?戸惑う間にも魔物に襲われ、危機的な状況に。困り果てていると、目の前にハンターの少女・ラッミスが現れた。
熊会長からの依頼を受け、ハッコンとラッミスは蛙人魔の討伐へ同行することに。ハンター達への食糧提供を任されたハッコンは大活躍。護衛として参加する「愚者の奇行団」の面々との交流も深める中、絶え間ない蛙人魔の発生に異変を感じ…?
突如誘拐されてしまったハッコン。悪党に連れて来られたアジトには、ラッミスの幼馴染・ヒュールミもまた監禁されていた。魔道具技師である彼女は、持ち前の頭脳でハッコンの能力をすぐに理解する。様々な商品を駆使しながら助けを待つ2人だが…。
ハンター協会で金髪の美剣士・ミシュエルと出会う。イケメンに振る舞っているようで時折挙動不審になるミシュエルは、実は極度のコミュ障。ハッコンが陰ながら見守る中、ミシュエルはコミュ障を克服するため愚者の奇行団へ同行することに。
ムナミの提案で大食い大会が開催されることに。大会当日まで順調に参加者が集まっていたが、食いしん坊のシュイと大食い団の参戦により飲食店は一気に赤字のピンチに!店主達に泣きつかれたハッコンは、飲み物にある工夫を凝らした提案をする。
愚者の奇行団の次の遠征先は、亡者の嘆き階層。死人魔や骨人魔が出るらしく、怖がりなラッミスは出発前からビビってばかり。集落に到着しても依然怯えるラッミスをハッコンは優しく見守る。そんなある晩、ハッコンは宿屋の前で子供の死人魔と出会う。
いよいよ死霊王との戦いが始まった。ハッコンによる作戦もあり、愚者の奇行団の総力を尽くして立ち向かう。これまでにない手強い敵に、ギリギリで応戦する団員達。果たして勝てるのか!?
死んで自販機に生まれ変わるという、とんでもない事態になってしまった俺。そこは空もあり季節もある、複数の階層からなる迷宮の中だった。そんな中、各階層のハンター協会の会長たちが集まる重大な会議に呼ばれて…!?
冥府の王の思い通りにはさせまいと、各階層へ急ぎ戻る一行。そこで待ち受けていたのはたくさんの避難民と、魔物に襲われて変わり果てた集落だったーー。
魔物が次々と侵入してくる壁の大穴を塞ぐため、ハッコンは巨大自動販売機へフォルムチェンジすることに。大量の金貨を必要とするため、スオリの屋敷に向かうが…
激戦の末、清流の湖階層はひとまず平穏を取り戻した。復興作業中、陥没した地面の穴を見たハッコンは、みんなのためにとあるモノを作ろうと閃いた。