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All Seasons

Season 1

Season 2

Season 3

Season 4

Season 5

Season 6

  • S06E01 Ep1

    • August 5, 2020
    • TV Asahi

  • S06E02 Ep2

    • August 12, 2020
    • TV Asahi

  • S06E03 Ep3

    • August 19, 2020
    • TV Asahi

  • S06E04 Ep4

    • August 26, 2020
    • TV Asahi

  • S06E05 Ep5

    • September 2, 2020
    • TV Asahi

  • S06E06 Ep6

    • September 16, 2020
    • TV Asahi

  • S06E07 Ep7

    • September 16, 2020
    • TV Asahi

  • S06E08 Ep8

    • September 23, 2020
    • TV Asahi

  • S06E09 Ep9

    • September 30, 2020
    • TV Asahi

Season 7

  • S07E01 第1話

    • July 7, 2021

     “元”専従捜査班・野々村拓海(白洲迅)は物足りない日々を送っていた。警視庁の花形部署でエリートが揃う捜査一課七係に異動し、念願の正真正銘、刑事職に就くことができたのだが、 警視庁も大きく変化し、業務の効率化を重視する捜査方針で、事件当日でさえも定時に帰されていた。捜査資料はすべてデータ化され、刑事資料係はその役目を終えたため、それに伴い、片桐の一言で専従捜査班も解散していたのだ。 専従捜査班の面々は違う部署へ異動となり、海老沢芳樹(田辺誠一)は地域課の交番勤務、水田環(倉科カナ)は組織犯罪対策部、青山新(塚本高史)は少年課、そして片桐正敏(吉田鋼太郎)は交通機動隊の白バイ隊員となり、それぞれが別の道を歩んでいた。さらに、 堂本俊太郎(北大路欣也)まで、司法解剖の現場を外れ、後進の育成・指導を行う日々を送っていた。ただひとり、天樹悠(東山紀之)が解散後、どこで何をしているのか、謎のままで…。  そんな中、暴力団所属の緒方という男の遺体が発見される。緒方の所持品の中から、緒方が麻薬の売買をしている写真と共に「お前の罪を知っている」と書かれた紙が発見される。拓海は現場周辺や緒方の関係先に聞き込みに行こうとするが、現上司の多々良(平山浩行)から非効率だと制されてしまう。解剖の結果から胸部刺殺による失血死と判明するが、拓海は緒方の脇腹に傷を見つけ、気になり解剖医に聞くも、事件には関係ないと判断される。その数日後、また別の殺人事件が発生。その遺体の所持品にも「お前の罪を知っている」と書かれた紙が。臨場していた拓海に野次馬の一人が、ウロウロしている怪しい男を見かけたと知らせる。すると、その特徴にそっくりな人物が現場近くの物陰に姿を見せ、拓海がその人物を追うと、なんとそれは天樹だった――! 天樹はかつての専従捜査班の頃とは装いも全く変わり、現在の所属先も分からず、謎の行動をとっていた。

  • S07E02 第2話

    • July 14, 2021

     2件の連続殺人事件を捜査していた拓海(白洲迅)は、窮地に陥っていたところを、天樹(東山紀之)たち元専従捜査班の面々に救われ…元専従捜査班チームが再集結。片桐(吉田鋼太郎)のもと、天樹、拓海をはじめ、海老沢(田辺誠一)、環(倉科カナ)、青山(塚本高史)は新たに発足した刑事部特別捜査係として動き出すことに。  拓海が追っていた2件の連続殺人事件は実は氷山の一角に過ぎず、すでに5件の連続殺人が発生していたことが判明。殺人事件の被害者たちにはデス山殺助(ころすけ)というキャラの動画が送られていて、5人の被害者を含めた7人が謎の殺人ゲームに巻き込まれていた。天樹たちの地道な捜査の中で、被害者となった5人は、10年前に青梅で起きた未解決事件と関係していたことがわかる。青梅郊外に住む父、母、長男、長女の一家4人が殺され、次男の悟(今井悠貴)だけが2階の自室にいて無傷だった事件である。悟は当時、容疑者として有力候補となっていたが、本人は最後まで容疑を否認、決定打がないまま釈放されていた。  今回の殺人ゲームの参加者7人のうちの1人が…悟!! 殺人ゲームを開く犯人の本当の目的とは…!? そして、10年の時を経て明かされる、未解決事件の真実とは…。

  • S07E03 第3話

    • July 21, 2021

     路地裏で男性の刺殺体が見つかった。臨場した警視庁特別捜査係刑事・天樹悠(東山紀之)は、被害者の所持品から宮城県の地方紙の切り抜きを見つける。半年前に白石市内の山中でキャンプしていた大学生2人が新種の毒キノコを食べ、ひとりが死亡したことを報じた記事だった。刺殺体を解剖した堂本俊太郎(北大路欣也)は、記事のことを聞くと……一瞬表情を変える。  まもなく、被害者が、半年前に出所したばかりの山崎勝利(向野章太郎)と判明。山崎の靴に付着していた土の成分から、彼が最近、白石に足を運んでいた可能性が浮上し、天樹と海老沢(田辺誠一)は宮城県へ―――。  山崎は記者を装い、白石で毒キノコ事件についてかぎまわってらしい…そして、事件について“赤いコートの女”が探っていたことも明らかになる。  さらに、20年前に宮城で起きた毒物事件にも、山崎が容疑者として浮かんでいたそうだ…そして、解剖を担当していたのが、堂本だった!当時、堂本は捜査に強く口を出してきたというが…。天樹は、常に警察と一線を引いてきた堂本が捜査に口を挟んだことを知って驚く。  同じころ、都内で捜査を進めていた水田環(倉科カナ)と青山新(塚本高史)は事件当日、赤いコートの女が都内で山崎と接触していた事実を突き止める。女が映っていた防犯カメラ映像を解析したところ、思いもよらぬ人物だとわかり…!? はたしてその女の正体は…!? 刺殺事件と毒キノコの関係は…!? そして―20年の時を経て動き出した「毒キノコ」事件の真相とは…!?

  • S07E04 第4話

    • August 11, 2021

     夕方、天樹悠(東山紀之)ら専従捜査班のもとに、廃屋で男性の刺殺体が見つかったという知らせが入った。翌日、10年目の挑戦となる昇進試験を受ける予定の海老沢芳樹(田辺誠一)は定時で退庁しようとしていたところだったが、天樹たちとともに急遽、現場に向かう。  殺されたのは投資会社社長・友永三郎(金井成大)で、容疑者は宝石店窃盗事件で実刑判決を受けたものの、収監前に逃亡し手配中だった登戸和馬(味方良介)。登戸は近隣住民に現場で姿を目撃された直後、またしても逃走したという。すぐに緊急配備が敷かれ、逮捕は時間の問題と思われた。  ところが、現場付近の聞き込みに当たっていた海老沢は、ひとり立ち寄った公衆トイレで偶然、登戸と遭遇! 慌てて後を追ったところ、登戸はなぜか雑居ビル内にある託児所の様子をうかがっていた。入室を阻止するべく飛びかかった海老沢だったが、ナイフを手に脅す登戸を前にしてなすすべなく、保育士や子どもたちと一緒に人質となってしまう…。  託児所に立てこもった登戸は、自分は窃盗も殺人も無実だと主張し、裁判のやり直しと、友永を殺した真犯人を探せと要求する。登戸の主張は真実なのか!? 真犯人はいったい…!?   一方、天樹は、登戸が現場から離れた託児所に立てもったことに何か目的があるのではと直感。登戸や被害者・友永の周辺を洗い直す中、ある“新事実”に気づくのだが…!? はたして専従捜査班メンバーは真相を明らかにし、人質を救い出すことができるのか!? 夜が更けていき、昇進試験の時刻が刻々と近づいていくが――海老沢は試験に間に合うのか…!?

  • S07E05 第5話

    • August 18, 2021

    休日、片桐正敏(吉田鋼太郎)は、別れた妻・朝山恵美(安藤玉恵)のもとで暮らす高校生の娘・朝山美央(茅島みずき)と、月に一度の“デート”を楽しんでいた。その日は美央のリクエストで映画を観に行く予定だったが、当の美央はアルバイト先のファミリーレストランから出勤要請が来たといってそそくさと帰ってしまい、片桐はうなだれる。

  • S07E06 第6話

    • August 25, 2021

    不動産業者・尾原喜一郎(春海四方)の遺体が発見された。後頭部に損傷が見られたものの現場に血痕がないうえ、見つけやすい場所に放置されていたことから、天樹悠(東山紀之)は、犯人が別の場所で殺害後、犯行現場を隠す意図でここまで遺体を運んできたものと考える。  尾原は仕事のかたわらボランティア活動にも精を出し、周囲から“仏の尾原”とよばれていた。そんな好人物が、誰になぜ殺害されたのか…? 専従捜査班が捜査を開始しようとした矢先、尾原を殺害したという男が凶器の鉄材を手に自首してくる。被疑者の名前を聞いた青山新(塚本高史)は、がく然! その男・笹井誠(佐藤祐基)は10年前、資産家強盗致死事件を起こし、青山が刑事になって初めて手錠をかけた相手だった。逮捕以降、何かと笹井を気にかけていた青山は、刑務所で心を入れ替え更生し、働きながら介護士になる夢に向かう笹井の姿を見届けていた。それだけに、今回の犯行が信じられなかったのだ。  「本当にお前がやったのか」と問う青山に対し、笹井は投げやりに「自分はクズだ」「自分がやった」と吐き捨てるように言うだけ…。それでも笹井を信じる青山は、水田環(倉科カナ)の制止も聞かず、笹井の周辺を調べることに。しかし、浮かび上がってくるのは笹井の更生を信じていた青山を裏切る情報ばかりで…!? 一方、天樹は笹井が自供しつつも犯行現場についてはなぜか黙秘していること、また犯行からひと晩待って出頭してきたことが気になり、尾原の周辺から聞き込みをはじめる。  留置のタイムリミットは48時間。それまでに真相を突き止めなければ、笹井は送検されてしまう。はたして笹井の自供は真実なのか!? 限られた時間の中、青山ら専従捜査班は事件の真相にたどり着くことができるのか――!?

  • S07E07 第7話

    • September 1, 2021

    都下にある資産家宅の一室で、西園寺大輔(近藤公園)と家政婦の佐藤愛(水崎綾女)は、大輔の母である屋敷の主・和子の遺体をスーツケースに詰めようとしていた。実は、大輔と愛は遺産目的で共謀して和子を毒殺。和子が軽井沢の別荘でひとり薬物自殺を図ったと見せかけるため、急ぎ遺体を軽井沢まで運ぶ計画を立てていたのだ。  ところが、そのとき屋敷のドアベルが鳴った。別室にいたもうひとりの家政婦・鈴木幸子(中田喜子)が出ると、そこには海老沢芳樹(田辺誠一)の姿が。海老沢は昔、和子に世話になったことを打ち明け、たまたま近くまで来たから挨拶したいと話すが、幸子に和子は今朝から軽井沢に出かけたと聞き、あきらめて帰っていく。  海老沢が去ったのを確認した大輔は、急いで和子の遺体を車で運ぼうとする。ところが帰ったと思った海老沢が屋敷前に車を止めているのを見つけ、がく然。一刻も早く遺体を別荘に運びたいのに、いつ去るかわからない海老沢を警戒してなかなか出発することができない。しかも遺体入りスーツケースは車に積もうとして倉庫に運んだまま。猛暑の中、このままでは腐敗が進んで死亡推定時刻が早まり、計画が台無しになってしまう。そう愛に言われた大輔は、急きょ遺体を冷やすための氷を買いに行くことに。  だがコンビニエンスストアで大量のロックアイスをカゴに詰めていたところ、見知らぬ男に呼び止められる。その客は、なんと片桐正敏(吉田鋼太郎)。氷を買い占めるなと片桐から文句をつけられ、逃げるように屋敷に戻った大輔。すぐに出発しようとするが、今度は警視庁の刑事だと名乗る天樹悠(東山紀之)が訪ねてきて…。  まだ、和子が死んだことすら誰も知らないはずなのに、天樹ら専従捜査班の面々が次々と大輔たちの前に現れるのは偶然なのか、はたまた必然なのか…!? はたして専従捜査班の狙いとは…!? 大輔の偽装自殺計画は成功してしまうのか、その先には予想外の展開が待ち受けていた――!

  • S07E08 第8話

    • September 8, 2021
    • TV Asahi

    天樹悠(東山紀之)たち専従捜査班のもとに、一通の手紙が届いた。「役立たずの警察へ。14年前の事件の犯人は私だ。今度こそ捕まえてみろ」と警察を挑発する文章が記されていたほか、髪の毛とヘアゴムが同封されていた。DNA鑑定の結果、それらは14年前の事件の被害者のものと一致する。

  • S07E09 第9話

    • September 15, 2021
    • TV Asahi

     女子大生の刺殺体が公園で発見された。遺体の首筋に人間のものと思しき歯型が残されているのを見た天樹悠(東山紀之)は、がく然。ひとり考え込んだ挙句、行先も告げずにふらりと単独捜査に出てしまう。青山新(塚本高史)は、いつもとどこか違う天樹の様子が気にかかる…。  実は、天樹は25年前の事件を思い起こしていたのだ。片桐正敏(吉田鋼太郎)によると、それは天樹の刑事人生で唯一“黒星”を喫した、“かみつきジャッカル事件”とよばれるものだという。  1996年、被害者の首筋に歯形を残す連続婦女暴行殺人事件が起き、当時、捜査一課にいた天樹は過去のデータから長村忠雄という男を逮捕。歯形も一致したが、長村は一貫して犯行を否認、留置所で自殺を図ったという。ところがその後、同様の事件が発生し、歯科技工士・春日部将司(村井國夫)が逮捕されたのだ。春日部は長村が通う歯科医院に勤務しており、歯形を偽装することも可能。ほかの状況的にも春日部が真犯人であることは間違いなかったが、その後の裁判で立証できたのは1件のみ。天樹は自分が誤認逮捕したせいで捜査に遅れが生じ、残りの事件を立証できなかったことに責任を感じていたという。  そんな中、解剖を担当した堂本俊太郎(北大路欣也)により、新たな事件の歯形は長村や春日部のものとは一致しないことが判明。堂本は「妙な先入観は刑事の目を曇らせる」と諭すが、天樹は聞く耳を持たず、捜査を続行。2カ月前に出所し現在、清掃会社で働く春日部の周辺を調べ、息子・伊織(福士誠治)が名前を変えて暮らしていることも突き止めた。  天樹を心配した青山は捜査につき合うが、やがて過去にとらわれ冷静さを欠いた天樹の行動が青山を危険にさらし、さらには専従捜査班解散の危機を引き起こすことに…! 青山は水田環(倉科カナ)との関係を一歩先に進めたいと考えていた矢先、衝撃の事態に巻き込まれてしまうが…!? はたして青山、そして専従捜査班の運命は…!? 天樹は今回の事件とかみつきジャッカル事件、それぞれの真実にたどり着くことができるのか…!?

Season 8

  • S08E01 第1話

    • July 13, 2022
    • TV Asahi

     新専従捜査班に新人・坂下路敏(小瀧望)が配属された。東大卒のキャリア組だが、新専従捜査班を、天樹悠(東山紀之)を筆頭としたエリート集団と認め、自ら希望して配属されてきたというのだ。爽やかでフレッシュで、いい子に見える新人の登場を歓迎する面々。教育係は水田環(倉科カナ)が務めることに。  そんな中、大学教授が胸を万年筆で刺される殺人事件が発生する。天樹、環、海老沢芳樹(田辺誠一)、野々村拓海(白洲迅)、そして青山新(塚本高史)らはさっそく現場に臨場。万年筆を何本も胸に刺すという犯行に、犯人の異常さを感じるのだった。  片桐正敏(吉田鋼太郎)を中心に、捜査会議が始まったが、被害者は“アカデミックハラスメント(=教職員が教育上の権力を濫用して学生に嫌がらせを行う行為)で生徒からの評判は最悪だとか。そして天樹は、1週間前の女性経営者殺人事件との関連を指摘する。  一方で、シェアボックスから会議にリモート参加していた路敏が、ハンドルネーム“ハラスメントキラー”が、大学教授と女性経営者のハラスメント被害を訴えるSNSに『イイネ!』を押し、犯人しか撮影できない画像をアップしていたことを突き止める。堂本俊太郎(北大路欣也)の司法解剖によれば「犯人は殺意よりもこの殺人を誇示している」とのことだが…真犯人はこの“ハラスメントキラー”なのだろうか!?  次々と起こる、匿名性の高い連続凶悪殺人事件を、彼らは無事解決することができるのか?  そして、新たなメンバーを迎えたばかりの新専従捜査班に、突然の別れが―

  • S08E02 第2話

    • July 20, 2022
    • TV Asahi

     不動産会社の経営者・征木健也(小久保寿人)が合コンの途中、撲殺死体で発見される。天樹悠(東山紀之)らがさっそく現場に臨場する。被害者の財布からは現金が抜かれ、アクセサリー類も奪われていたことから、物取り目当ての犯行の可能性も示唆する。  一方、坂下路敏(小瀧望)は、たまたま現場に居合わせた飛び降り自殺者の身辺を調査することに。自身も殺人事件を追いたい気持ちが高ぶるも、天樹に諭されて、しぶしぶパソコンで情報を集めはじめる。そんな路敏の姿を、堂本俊太郎(北大路欣也)は黙って見つめるのだった。  やがて、堂本の解剖の結果から、被害者・征木の腕には《根性焼き》のやけど跡が複数あり、同じ合コンに参加していた第一発見者である不動産会社代表・松宮真一(古澤蓮)の話によると、被害者は法律スレスレの地上げに近いこともやっていた事実が発覚。手段をいとわない方法での立ち退きを推し進めていた被害者に、恨みを持っていた者の犯行なのか――?  そんな中、依然、自殺者の身元を特定できずにいた路敏は、殺人事件の捜査に参加したいと直談判する。その結果、自殺者の捜査を引き継いでもらい、路敏は殺人事件の捜査に参加できることになったのだった。  やがて、アパートの管理人・高梨小次郎(柏原収史)に、征木から強制的に立ち退きを強いられた男・堀尾一郎(長谷川朝晴)の話を聞いた天樹らは、彼の行方を追うべく段ボールハウスを訪れる。しかしなぜかそこには、自殺者の身元を調べる他の新専従捜査班のメンバーがいて…!?  思わぬ形でつながってきたふたつの事件。犯人は被害者を殺害後、自殺したのだろうか? しかし、天樹はあることが気になって――。

  • S08E03 第3話

    • July 27, 2022
    • TV Asahi

     ある夜の公園。暗闇に浮かぶオレンジの光が、上下左右に揺れながら、上昇した後、不意に消える――。  翌朝、その公園で磯村正彦(宮澤佑)の刺殺体が発見される。現場を訪れた天樹悠(東山紀之)、海老沢芳樹(田辺誠一)、坂下路敏(小瀧望)、そして青山新(塚本高史)は、街灯がひとつもない場所で争った形跡がないことから、顔見知りの犯行も視野に入れる。しかし、夜の公園周辺は暗闇が支配しており、目撃者捜しは難航しそうだ。そんな中、海老沢は胸騒ぎを覚え、渋る路敏を連れて執拗に目撃者を捜す。一方で、天樹と青山は、現場に残された被害者のものとは別の靴跡から捜査を始めるのだった。  やがて、海老沢と路敏は、ランドセルを背負った少年・園田星也(平野絢規)とすれ違うが、彼の口から犯人を見たとの言葉を聞き、驚く。星也は昨夜見た光景として、スケッチブックに色鉛筆でオレンジ色の巨大な光を放つUFOの絵を描いてふたりに見せる。相手にしない路敏に対し、海老沢はその絵に描かれたUFOに、俄然興味を示すのだった。  その後、被害者は借金問題で恨みを持つ人物も多かったことが発覚。また、現場に残った足跡は、あるメーカーの安全靴と長靴のソールだと判明する。同じ頃、天樹は被害者と金銭関係で揉めていた春日誠(古野陽大)を訪問。天樹は、春日の履く安全靴に目を向ける。  星也の“UFO説”を信じて、夜の公園で検証を重ねる海老沢と、呆れながらそれに付き合う路敏。そんな中、第二の事件が起こる。しかもその夜も、オレンジ色の光が暗闇の中で揺れては消えていて…? はたして星也の目撃証言通り、犯行には《未確認飛行物体》が関係しているのか!? それとも、星也はただのオオカミ少年なのか-?新専従捜査班が《未確認飛行物体》の真相に挑む!! そして天樹は、ふたりの被害者の《ある過去の共通点》を見つけて…?

  • S08E04 第4話

    • August 3, 2022
    • TV Asahi

     ある撮影所。日本刀片手の俳優・巻乃竜也(八神蓮)とボウガンを持った女優の濱田梨沙(三津谷葉子)が対峙している。やがてシーンは動き、ボウガンが巻乃に向かって発射されるが、なんと、その矢は本物で…。  天樹悠(東山紀之)、海老沢芳樹(田辺誠一)、そして青山新(塚本高史)が現場に臨場する。胸にボウガンの矢が突き刺さり息絶えた巻乃は、来年ハリウッドデビューが決まっている国民的スターで、すでにマスコミも彼の死を嗅ぎつけているようだ。ボウガンは撮影用に本物とダミーの二種類が用意されていたが、濱田が本物と気付かずに発射してしまったという。ただの事故なのか、それとも何者かが意図的にすり替えたのか…!?

  • S08E05 第5話

    • August 10, 2022
    • TV Asahi

    介護施設・ドクダミ園の入所者である友田重治(田山涼成)が、早朝の森林公園でスポーツジムのインストラクター・梅田翔也(神田穣)の刺殺体を発見する。さらに、現場から30mほど離れた場所で、ドクダミ園の職員に配られているバッヂが見つかる。第一発見者が同施設の入所者ということもあり、捜査1課は新専従捜査班に応援を要請。青山新(塚本高史)と坂下路敏(小瀧望)が潜入捜査として、介護施設で働くことに。一方で、天樹悠(東山紀之)、海老沢芳樹(田辺誠一)、野々村拓海(白洲迅)も、独自にこの事件を追う。  そして、青山と路敏は、第一発見者の友田に接触。しかし、遺体発見のショックで認知症が進行しており、耳も遠くなっているため要領を得ない。また、元刑事の藤宮功(西岡德馬)や、野間静子(松原智恵子)といったひと癖もふた癖もある入所者も、事件当日に不審な複数の人物や犯人のものと思われる車を目撃したと語る――  そんな時、青山はドクダミ園の警備担当・赤塚勝(吉田健悟)から声をかけられる。赤塚は青山が少年課にいた頃に、ある傷害事件を起こした人物だったのだが、すでに更生しており、信用できる人間だと青山は言い切る。だが路敏は納得できず、青山の刑事としての姿勢に疑問を抱く。  その後の捜査で、事件当日の監視カメラのデータが消去されていることが判明。路敏は警備担当の赤塚を疑うが、青山が彼をかばったことで、ついに路敏の感情は爆発し…。  やがて、現場近くに落ちていたバッヂとDNAが一致したこと、被害者と揉めていたという目撃証言もあったことから、赤塚が捜査1課から任意同行を求められることに。潜入捜査も打ち切られ路敏は安堵するが、青山はドクダミ園に漂う、ただならぬ《違和感》が気になっていて…。  天樹の「青山君の好きにしたらいい」という言葉に背中を押されて、青山と路敏はドクダミ園の捜査を続けるが、思いもよらぬ事実が発覚し…? 介護施設にうごめく人間たちの思惑が複雑に絡み合う中、天樹たちがたどりついた真実とは…?

  • S08E06 第6話

    • August 17, 2022
    • TV Asahi

    新専従捜査班では、坂下路敏(小瀧望)が《政界のプリンス》と称され、人気を博す文部科学大臣の村富耕一郎を引き合いに出し、片桐正敏(吉田鋼太郎)の勤務態度やリーダーとしての資質を非難していた。 同じ頃、警視庁・首席監察官室。片桐は正木哲也首席監察官(山田純大)に呼び出されていた。正木によると、路敏が傷害致死容疑で逮捕した近藤善治(松田洋治)の第一回公判が行われたが、犯行時刻、近藤には明確なアリバイがあることが、ある証言によって判明。加えて、近藤が路敏に自白を強要されたと告白。正木は片桐に、路敏の首を差し出すか、新専従捜査班全体で責任をとるかの二択を迫るのだった。  片桐は、近藤が犯したとされる事件の現場に出向く。何者かに突き飛ばされ、階段から転落死したのはフリーライターの巻大吾(林和義)。その直前、巻と居酒屋で揉めていた近藤が犯行を認め、自供したという。ところが、第一回公判で弁護側の証人として出廷した小料理屋を営む藤島夕美(雛形あきこ)の証言で、近藤にアリバイがあることが判明。はたして、路敏は本当に自白を強要したのか?そして近藤は冤罪なのだろうか?  近藤の背景を改めて探る片桐は、彼の前職に着目し、文部科学省の桑井茂(駿河太郎)のもとへ。10年前のある資料の開示を求めるが、空振りに終わってしまう。打つ手がなくなった片桐は、天樹悠(東山紀之)に会報誌を渡し、10年前の文部科学省関係者の動向の調査を依頼する。すると、巻が転落死した日と同日に、文科大臣・村富の私設秘書だった横崎孝志(日向丈)も転落遺体で発見されていた事実が発覚。再調査すると、その直前には、巻と会っていたことも判明したのだった。やはり近藤は冤罪で、横崎が巻を転落死させ、その後、飛び降り自殺を計ったのか…? そして、自身の捜査に不備があったことへの、片桐からの回りくどいメッセージだと捉えた路敏の感情は爆発するのだった。  天樹を中心に、近藤、巻、そして横崎の関係を洗い直すと、やがてある接点が見つかる。それは、10年前の文部科学省にまつわる癒着問題で…。  近藤の裁判にも、《見えない力》が働いているのか――? 路敏の進退は? 新専従捜査班の存亡の行方は!?  天樹たちが執念の捜査で国家も揺るがす闇の真相に迫る!

  • S08E07 第7話

    • August 24, 2022
    • TV Asahi

    古い一軒家で母子二人、仲睦まじく暮らす西野晃(柾木玲弥)と清美(中島ひろ子)。ある日、晃の携帯に見知らぬ番号から電話が入る。それは、両親が離婚してから13年間も離れて暮らし、まったく会っていなかった父親・中山信二(池田成志)が亡くなったとの警察からの知らせだった。  天樹悠(東山紀之)と野々村拓海(白洲迅)が見守る中、晃は遺体安置所で信二と無言の対面を果たす。信二は海浜公園で亡くなっていたのを発見されたそうで、死因は腹部大動脈損傷による失血性ショック死。彼のそばには、柄に自身の指紋が付着した包丁が落ちており、自殺と推測される。晃は使い捨てボールペン、未開封のキャラメル箱など、信二の所持品の中から小銭だけを取って、遺体を含めて、あとは処分してくれと天樹らに頼む。遺体の周りには、何故か本人の上着が脱ぎ捨ててあったことなどから、天樹は念のため、信二の遺体を司法解剖にかけることにするのだった。  実の息子である晃の冷たさに、信二の解剖を担当した堂本俊太郎(北大路欣也)は憤るが、実は離婚の原因は、信二が13年前に犯した、不倫相手の女性の殺人事件だったと聞いて納得する。晃と清美は、家族をめちゃくちゃにした信二のことを相当恨んでいたのだ。そして、信二の胃からは、食して5時間ほどが経過した百合根、人参、ふきのとうが見つかったことを報告。自害する前に食事をしていたのだろうか?  同じ頃、カウンターだけの小さな小料理店で、店を一人で切り盛りする女将・山尾京子(加茂美穂子)の遺体が発見される。片桐正敏(吉田鋼太郎)と青山新(塚本高史)が臨場すると、不自然な点も多く、殺人事件と断定。第一発見者である夫の山尾寛(村杉蝉之介)に話を聞くと、店では独身で通していた女将にしつこく言い寄っていた客がいたという。既婚者だと分かり逆上しての犯行なのだろうか――?  やがて、小料理店にあった料理と、信二の胃の内容物が合致。また、信二と京子の死亡推定時刻を照らし合わせても条件は一致することが判明。やはり京子を殺した犯人は信二で、逃げ切れないと思って自殺したのか…!? しかし、天樹だけは別の可能性を示唆し、晃に連絡を取り、信二の足跡をたどる-。  天樹の執念の捜査で徐々に見えてくる真実…。そこには、家族を思う孤独な男の悲哀が――!?

  • S08E08 第8話

    • August 31, 2022
    • TV Asahi

     遺族に遺留品を届けるべく、坂下路敏(小瀧望)と野々村拓海(白洲迅)は奥多摩の山を登っていた。この遺留品は、6カ月前に大学時代のサークル仲間たちと朝日を見に行くためにナイトハイクに出かけ、その道中、山道から足を踏み外し後頭部を強打して死亡した小柳早智(森田涼花)の物だった。  やがて路敏と拓海は、早智の父親で山岳写真家である哲夫(田中要次)が所持する山荘に到着。娘の事故後は、携帯も圏外のこの山荘でひとりで過ごしているという。部屋に迎え入れられる二人だが、路敏は玄関に雨に濡れた傘が置かれていた形跡があることや少し前に線香をあげた灰の跡に気付く。路敏と拓海、哲夫以外にも、誰か山荘にいるのだろうか――?  路敏は「僕が戻らなければ拓海さんは外に」と言い残し、山荘内を単独で調べ始めるが、なんと猟銃を持った哲夫に捕まってしまう。後頭部に猟銃を突き付けられながら、ある部屋に連れて行かれると、そこには早智の大学時代のサークル仲間である5人が閉じ込められていて…!? やがて、拓海も哲夫によって同部屋に連行。役に立たない拓海に、路敏は呆れ顔になるのだった。  一方、天樹悠(東山紀之)は、早智の事故の資料で気になることがあり、解剖を担当した堂本俊太郎(北大路欣也)のもとに。本来なら解剖が行われるような案件ではなかったが、哲夫の強い希望で解剖が遂行されたという。やはり哲夫は、早智が死んだのはただの事故ではないと考えて蛮行に及んでいるのか…!? そして天樹は、堂本から遺体の右手にアクセサリーのようなものを強く握った跡が残っていたことを聞かされ…。  哲夫は、小さな頃から山を熟知していた早智が転落することはあり得ない上に、しかもある《証拠》も発見したと明かし、サークル仲間5人で話し合い、犯人を見つけ出すことを命令。タイムリミットは3時間。さらに、犯人が見つからない場合は、山荘に火をつけると宣言する。  脱出方法を探る路敏、「天樹さんがいれば」と情けない声を出す拓海…。そして路敏と拓海の安否を心配する天樹は、事故の資料からある真実にたどり着いて…!?  はたして山荘で巻き起こる《死の人狼ゲーム》の行方は――?

  • S08E09 第9話

    • September 7, 2022
    • TV Asahi

    広大な屋敷に住む大地主の資産家・篠宮武(陰山 泰)の遺体が、自宅の浴室で発見される。入浴中に、スタンガンを湯舟に投げ込まれたことによる感電死だった。屋敷を調べる天樹悠(東山紀之)ら新専従捜査班メンバーは、防犯カメラのコードが切断されていることなどから、計画的な犯行も視野に入れる。  翌朝、静岡県で行われた同窓会に出席し、留守にしていた武の妻・由美(観月ありさ)が遺体安置所に訪れ、夫と無言の再会をはたす。その際に流した涙を、天樹は黙って見つめる。  一方、坂下路敏(小瀧望)の聞き込みから、由美の事件当日のアリバイと食い違う事実があることが判明。片桐正敏(吉田鋼太郎)は由美の妖しい魅力に危険を察知し、彼女の身辺の調査を命じるも、天樹はすでに由美の資料の詳細に目を通していて…。  天樹は屋敷に出向き、一カ月前に由美が傷害事件の被害に遭っていたこと、武とは10年前に一度離婚したものの、3年前に再婚したことなど、調べた事実を由美にぶつける。しかしその時、一緒に臨場していた海老沢芳樹(田辺誠一)の悲鳴が! 庭の石段につまづき、杭に顔が突き刺さる寸前で…。その様子を、由美は縁側から凝視しているのだった。  さらには、天樹の目の前で天井からシャンデリアが落ちる!  ここはまるで何者かに細工された《殺人屋敷》のようだ――。  その後の調べで、庭の手入れは庭師の男・財前和馬(野村祐希)がすべて行っていることと、由美の強い希望で、武の死後、全財産を彼女に相続すると遺言書を書き直していたことが発覚。やはり、由美の財産目当てによる犯行なのだろうか…!?  やがて、由美が艶やかな瞳で見つめ、天樹に近づいて――。はたして彼女の思惑とは? その時、天樹は…!? そして、由美にまつわる衝撃の真実が発覚するのだった――。

  • S08E10 第10話

    • September 14, 2022
    • TV Asahi

    人気のない路地裏。坂下路敏(小瀧望)が、怪しげな男・小室(鷲尾英彰)に現金を渡している。小室は金を数え、不敵に笑うのだった…。  一方、新専従捜査班に、交番勤務の巡査部長・山岸正武(鶴見辰吾)が撃たれたという知らせが入る。天樹悠(東山紀之)をはじめ、新専従捜査班メンバーは現場に向かうが、そこには犯人と争い、なぜか交通標識を掴んだまま息絶えている山岸の遺体が。しばらくすると、現場に捜査一課長と一課の面々が現れる。なんと、遺体から検出された銃弾は、警視庁が採用している銃と同型の可能性が高く、警官が警官を殺害したのだろうか――!?  その後の捜査一課の調べで、犯行に使用された銃弾が、12年前に起こった八王子警察官殺害事件において射殺された警察官が使用していたものと一致。継続して捜査にあたっている東八王子署の小清水祐人(弓削智久)によると、スーパーでの万引きが見つかった当時高校生の古市潤(赤木 耀)が、連行中に逃走を図り、警官の銃を奪って発砲し射殺したとみられているという。整形を施して逃亡しているという説もあったが、現在まで捕まっておらず、今回の凶器がその時使用されたものだとすると、姿を隠してきた古市による犯行なのだろうか? そんな中、12年前の未解決事件にもつながる、警察官が殺害された大きな事件にもかかわらず、路敏は定時に帰ってしまう。その姿を、天樹はいぶかしげに見つめるのだった…。  後日、天樹と野々村拓海(白洲迅)は、山岸が殺害された現場で、清掃員の土井和彦(遠山俊也)に聞き込みをしていた。土井によると、1カ月ほどの前に山岸は年配のホームレスと揉めていたという。また、後輩の元警官の話によると、山岸は勤務態度が悪く、金の無心をされたこともあったそうだが、彼が腐ってしまったのは、逃走中の古市に職務質問したものの取り逃がしたことが原因だと語る。さらに、古市から金銭を受け取り、わざと見逃したというウワサもあったという。  そして、相変わらず定時で帰ってしまう路敏を、ついに天樹が尾行。すると、路敏が向かった先で、天樹は思わぬ場面に遭遇する――。やがて、天樹は路敏の秘められた過去を知ることになる…。

Season 9

  • S09E01 始まり

    • June 7, 2023

    ある死刑囚が、死の直前に残した手記。そこには10年前に犯したある殺人事件について、関与を一転して否定する供述が記されていた。しかし、手記は何者かによって持ち去られてしまう。それがすべての始まりだった―――。 その頃、天樹悠(東山紀之)たち新専従捜査班のメンバーは、それぞれが今後の人生について悩みを抱えていた。長く刑事として現場に立ち、日常的に事件=人々の死と向き合うということは、確実に天樹たちの心を蝕み、新専従捜査班のメンバーは少しずつバラバラになり始めていた…。そんな中、次々と発生する殺人事件。捜査を開始すると、殺害された人物たちは、10年前のある事件に関わりがあった。

  • S09E02 約束

    • June 14, 2023
    • TV Asahi

    天樹悠(東山紀之)は、死刑が執行された《平成最大の殺人鬼》・鶴見達男(柳憂怜)による犯行とされる10年前の放火殺人事件で唯一生き残りながらも視力を失った女性・望月和沙(山崎紘菜)のもとを訪ねるが、システムエンジニアである夫の浜崎修斗(堀井新太)は「警察は信用できない」と冷たい対応を取る。修斗によると、2人は3年前に知り合い結婚したが、その後、和沙が事件のことを語ったことはないという。  一方で、警察組織の内部告発を行う暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》では、10年前、鶴見から殺人事件についての自供を引き出した人物で、何者かによって殺害された元警察官の下松譲(宮川一朗太)がターゲットに。その動画を片桐正敏(吉田鋼太郎)は1人で見つめるのだった。やはり片桐は暴露動画に関与しているのだろうか? また、監察官の正木哲也(山田純大)、同期である焼津大地(泉澤祐希)たちから片桐の内偵を命じられた野々村拓海(白洲迅)は、片桐の不審な動きが気にかかっていて…。

  • S09E03 疑惑

    • June 21, 2023
    • TV Asahi

    警察組織の内部告発を行う暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》で、顔はモザイクで隠されているものの、初めて鑑識官が取り上げられることに。そんな中、引きこもりの無職・池添一雄(有薗芳記)が、自宅玄関付近で何者かに刺殺される事件が発生。天樹悠(東山紀之)、青山新(塚本高史)ら新専従捜査班は、ケガをし自宅で寝たきりの一雄の母親・鞠子(丘みつ子)、大学教授で、学会に出向いて留守にしていた父親・清太郎(津嘉山正種)に聞き込みを開始する。鞠子は犯行当時、何も物音は聞こえなかったと供述するが…。一方で、現場で鑑識を進める天樹の同期である鑑識官・岡崎周平(藤本隆宏)は、凶器のナイフに異様な動揺を見せる清太郎に気付くのだった。

  • S09E04 正義

    • June 28, 2023
    • TV Asahi

    天樹悠(東山紀之)は、同期である鑑識のエース・岡崎周平(藤本隆宏)に事件現場の証拠を捏造、改ざんしているのではと詰め寄る。岡崎は天樹を「生ぬるい正義」と非難するも、事実を認めない。しかし、暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》の次のターゲットは、その岡崎で…。そして、その動画を清掃業の青年・関口俊介(深澤嵐)は一人見つめるのだった。また、《ポリス浄化ぁ》の首謀者を追う警視庁の監察官・正木哲也(山田純大)と部下の焼津大地(泉澤祐希)は、殺された元警官の下松と同様に、10年前の夫婦殺害事件の捜査に岡崎も関わっていたことが気がかりで――。

  • S09E05 告白

    • July 5, 2023
    • TV Asahi

    察官の正木哲也(山田純大)、焼津大地(泉澤祐希)から、暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》の首謀者の疑いがある片桐正敏(吉田鋼太郎)の内偵を命じられた野々村拓海(白洲迅)は、休暇中の片桐の動向を報告する。拓海は、片桐が家と飲み屋との往復がほとんどであったが、一度だけ公園で正体不明の人物・里中聡(酒向芳)と会っていたことを伝えるのだった。そんな中、《ポリス浄化ぁ》の次のターゲットは、なんと片桐本人で…。

  • S09E06 連鎖

    • July 12, 2023
    • TV Asahi

    担当したかつての殺人事件の裁判を傍聴するべく、天樹悠(東山紀之)は裁判所に出向く。天樹は傍聴席で、どこか自身と同じ《危うさ》を持った人物・井手孝也(田中樹)と出会う。井手は、検事の姿をじっと見つめていて…。 その後天樹の予感は的中。井手は衝撃の顛末を迎える―。 なぜあの日、井手は裁判所にいたのか?天樹は単独捜査によって、井手の人生を追う。 そこには、また10年前の東関東連続強殺事件が絡んできて… 一方で、10年前の事件現場を再び訪れた天樹を執拗に付け回す男の影が…はたして!?

  • S09E07 記憶

    • July 19, 2023
    • TV Asahi

    高校2年生の春、突然襲ってきた大地震によって母親を失い、その後、児童福祉施設に引き取られた井手孝也(田中樹)。その12年後、都内で遺体となって発見された彼は、10年前の東関東強殺事件を調べていたが、天樹悠(東山紀之)の執念の捜査によって、その理由が被害者とのある接点だと知る。井手の出身地である茨城県へと飛んだ天樹は、そこで、さらなる手掛かりを見つけて…!? 一方で、井手の殺害容疑で、特殊詐欺グループを追っている青山新(塚本高史)と野々村拓海(白洲迅)は、生前の井手とメッセージアプリでやり取りをしていた詐欺グループメンバーの原田武雄(兼松若人)の後をつける…。 やがて天樹は、裁判所の傍聴席で井手のことが気になったのは、彼に自分の姿を重ねて見ていたためだと気付いて――。

  • S09E08 幻夜

    • August 2, 2023
    • TV Asahi

    天樹悠(東山紀之)ら、新専従捜査班メンバーを集めた片桐正敏(吉田鋼太郎)は、10年前の東関東連続強殺事件に関係していると思われる複数の殺人事件の解決、暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》の首謀者の特定を急ぐ。一方で、浜崎(望月)和沙(山崎紘菜)と、彼女の夫で現在、留置所に拘留される浜崎修斗(堀井新太)のもとを訪れた天樹は、3年前に和沙が聞いたという、江戸川区夫婦殺害事件の《犯人らしき者の声》に迫る…。  やがて、天樹たちの執念の捜査によって、片桐がかつて単独で追っていた大企業「利根川開発」の存在が浮上するが、警察の上層部との繋がりが見当たらない――。そんな中、警視庁・監察官で、野々村拓海(白洲迅)の同期でもある焼津大地(泉澤祐希)が新専従捜査班の前に現われた…。  はたして天樹ら新専従捜査班は、警察内部の腐敗に臆することなく、不可解な点が多く残る事件の真相にたどり着くことができるのだろうか――?

  • S09E09 最終話 真実

    • August 9, 2023
    • TV Asahi

    暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》が最後に衝撃的な動画アップを行い、警察の世間からの信用は地に落ちる。そんな中、堂本俊太郎(北大路欣也)のもとを訪れた天樹悠(東山紀之)は、10年前の江戸川区夫婦殺害事件に関する新事実を知って…。やがて天樹は、浜崎(望月)和沙(山崎紘菜)を見守っているもう1人の人物がいることに気づくのだった。  一方で、捜査が手詰まりとなる新専従捜査班だったが、海老沢芳樹(田辺誠一)、坂下路敏(小瀧望)、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)らは、刑事の直感を頼りに各々で動き始める。そんな姿を片桐正敏(吉田鋼太郎)は複雑な思いで見つめるが、天樹は彼らの成長を頼もしく感じるのだった。  そして、彼らの執念の捜査が実り、「利根川開発」社長・利根川宗一(渡辺大)の弟で、行方がわからなくなった重要参考人・利根川寛二(阿部進之介)のもとに辿り着く一同。しかし、そこで予期せぬ事態が…。  はたして天樹ら新専従捜査班が集めた、ばらばらのピースがひとつになった時に見える、衝撃の結末とは――!?