大財閥の御曹司であるアーサーは、幼い頃から命を狙われ続けてきたため、極度の人間不信におちいっていた。そんなアーサーの元にやってきたのは、機械人形(ロボットメイド)のマリー。鉄のような無表情で身辺警護をこなす、完全無欠のロボットのように見える彼女だが、実は、執事のロイによって雇われた、人間の女の子だったのだ。天才格闘家として活躍した経験と、生来の無表情さでロボットを演じているマリーだが、そんな事とはつゆ知らず、子供のようにはしゃぐアーサー。そんなアーサーの意外な一面を知ったマリーは、不思議な気持ちを感じ始めていた。