All Seasons

Season 1

  • S01E01 ガンダム大地に立つ!!

    • April 7, 1979
    • TV Asahi

    宇宙世紀0079――スペースコロニー“サイド3”はジオン公国を名乗り、地球連邦に独立戦争を挑んできた。人類の半数以上を死に至らしめた戦争は、今や 膠着状態に陥っていた。そんな状況下で連邦側のコロニー“サイド7”に怪しい動きを察知したジオン公国軍のシャア・アズナブル少佐は、モビルスーツ“ザ ク”3機を偵察に差しむける。連邦軍はそこで“ガンダム”を中心とする新鋭モビルスーツの開発と運用テストを行っていたのだ。興奮した新兵のジーンは軍功 を焦って暴走し、独断で砲撃を開始した。サイド7の少年アムロ・レイは、他の民間人ともども戦火に巻き込まれてしまうが、そこで父の開発するガンダムのマ ニュアルを偶然拾う。隣人のフラウ・ボゥの家族たちが一瞬で死に至ったのを見たアムロは、ガンダムの操縦席に乗りこんで起動する!ガンダムでザクに立ち向 かったアムロは、まったくの素人ながらビーム・サーベルで2機のザクを破壊することに成功。だが、シャアはムサイ艦からミサイルを発射し、サイド7を破壊 し続けるのであった。

  • S01E02 ガンダム破壊命令

    • April 14, 1979
    • TV Asahi

    アムロの活躍でザクは撃退されたものの、避難民たちを受け入れた軍艦ホワイトベースは、廃墟と化しつつあるコロニーから待避せざるを得なくなっていた。パ オロ艦長以下、熟練した正規軍人たちの大半は死傷し、生き残った少年少女たちが協力して脱出の準備を進める。一方のシャア少佐は、連邦側モビルスーツの機 密を求めて自らサイド7内部へ潜入していた。セイラ・マスに見とがめられ、彼女に妹の面影をみて驚愕するシャア。パオロ艦長からガンダムを任されて作業中 だったアムロは、逃亡するシャアを追って宇宙へと出る。続いて宇宙へと出港したホワイトベースのモニターには、接近する異常な機体が映っていた。その速度 は通常の機体の3倍! 「赤い彗星」と異名をとるシャアのザクだった。シャアはガンダムに銃撃を浴びせてその実力を見せつけるが、アムロはガンダムで懸命 に応戦する。ビーム・ライフルの一撃でザクを仕留めたガンダムの威力に戦慄したシャアは後退する。だが、艦に戻ったアムロにブライトは厳しい言葉を浴びせ る。生き延びるための懸命な戦いが始まっていた。

  • S01E03 敵の補給艦を叩け!

    • April 21, 1979
    • TV Asahi

    ホワイトベースは、連邦軍の小惑星基地ルナツーへ進路をとった。そのころ、新型モビルスーツの機密入手をあきらめないシャア少佐は、パプア補給艦から増援物資を受け取ろうとしていた。だが、ホワイトベースの士官候補生ブライト・ノアは、その瞬間こそが反撃のチャンスだと判断し、ガンダムとコア・ファイターを出撃させる。当初アムロはブライトに反発を感じたものの、素人とは思えぬ的確なガンダムの操縦で、素人編成の奇襲攻撃を成功へと導いていく。攻撃を受けてシャア少佐はザクで出撃、“赤い彗星”の名に恥じない猛攻をかけてガンダムを追いつめていく。しかし、アムロの本当の目的はシャアを引きつけておくことだった。ハヤトとカイのガンタンクはその隙にパプアを砲撃し、撃沈に成功した。艦を失ったガデム艦長は、シャアの制止を振りきって旧式のザクで戦いを挑むが、ガンダムの敵ではなく戦死してしまう。あまりの損失の大きさと、敵の戦法の未熟さのギャップに困惑を隠せないシャア。そして初めての作戦に成功をおさめたホワイトベースは、ルナツーへと向かった。

  • S01E04 ルナツー脱出作戦

    • April 28, 1979
    • TV Asahi

    ルナツー内へ到着したホワイトベース。だが、ブライトやアムロたちを待っていたのは、ワッケイン司令による厳罰措置であった。連邦軍の最重要機密に触れた少年たちは牢獄へと幽閉され、ガンダム他の新兵器も封印されてしまった。一方、シャア少佐は部下とノーマルスーツでルナツーへ潜入する作戦を決行。ホワイトベースには警戒厳重で近づけないため、機雷の爆破で戦艦マゼランを転倒させて港を封鎖する。連邦軍兵士たちは想定外の攻撃を受けて大混乱に陥る。牢の電子ロックが解除され、アムロはブライトと協力して脱出し、反逆罪を覚悟の上でガンダムを再起動しようと試みる。あくまでも軍規に忠実なワッケイン司令と対立するブライト。パオロ艦長の助言で、ようやくガンダムの出撃が認められ、シャアのザク部隊との戦いが始まった。マゼランを砲撃で排除し、出港するホワイトベース。部下を失ったシャアは撤退したものの、そのときすでにパオロ艦長は息を引きとっていた。艦長の宇宙葬が執り行われ、使命を引き継いだブライトは艦の進路を一路地球へと向けるのであった……。

  • S01E05 大気圏突入

    • May 5, 1979
    • TV Asahi

    ホワイトベースは南米の連邦軍本部??ジャブローを目ざすべく、宇宙からの地球への大気圏突入を敢行しようとしていた。重力に引かれるまま落下すれば、機体は赤熱して燃え尽きる――この危険なタイミングを狙って、シャア少佐はザク部隊で前代未聞の攻撃を仕掛けてきた。随伴していたサラミスの突入カプセルは被弾し、戦闘不能になって収容されてしまう。護衛のため出撃したアムロのガンダムは、新装備ガンダム・ハンマーで1機のザクを倒した。だが別のザクとの戦闘は長引き、オーバータイムは敵味方ともに帰還不能なポイントへと追い込んでいく。ついに機体は灼熱の大気に包まれ、ザクは溶解してパイロットのクラウンごと空中分解を遂げた。ガンダムも同じ運命をたどるのか? その時、アムロはマニュアル中に大気圏突破の手段を発見した。耐熱フィルムと冷却シフトによって機体温度は低下し、ガンダムはホワイトベースへ無事に収容された。だが、降りたった北米大陸はジオン公国軍の制空権内。倒せない場合はコースを変えるという、シャアの二重の策略は成功したのだった。

  • S01E06 ガルマ出撃す

    • May 12, 1979
    • TV Asahi

    北米大陸を制圧したジオン公国軍のガウ攻撃空母と戦闘機ドップの編隊が、荒野へ追いこまれたホワイトベースに襲いかかる。指揮官はザビ家の末子ガルマ・ザビだ。アムロは疲れた身体で出撃、ガンタンクの地対空砲撃で空襲を牽制しようと試みるが、敵は戦車マゼラ・アタックによる地上部隊も繰り出してきた。ブライトはアムロにガンダムに乗り換え、巧妙な敵包囲網を突破するよう懇願する。刻々変化する戦況と、口々に身勝手な意見や命令を言う周囲にいらだつアムロは、ようやく自分なりに納得して出撃する。だが、そこは有重力下の慣れない戦場だった。敵はモビルスーツ部隊まで加え、ガンダムは敵の集中攻撃にさらされることになった。混濁する意識の中でアムロはついに決起し、ガンダムを敵のまっただ中に突入させる。その執念に影響されたハヤトたちも応戦し、形勢は逆転した。歓迎する子どもたちを前に、アムロは自室に戻って泥のように眠ってしまう。そして、ガンダムの実力を思い知ったガルマはガンダム奪取を決意するが、協力を約束するシャアの眼は怪しく光るのであった。

  • S01E07 コアファイター脱出せよ

    • May 19, 1979
    • TV Asahi

    敵偵察機の監視下におかれて孤立したホワイトベース。ブライトはコア・ファイターを弾道軌道に乗せて射出し、敵陣を飛び越すことで連邦軍本部と直接連絡を つけようと計画した。アムロが着々と準備を進める一方で、地球上に降りられぬことに焦った避難民の老人たちは、子どもたちを人質にとって暴動を起こした。 だが、アムロは自分のやるべきことをするだけだとフラウに告げ、格納庫へと向かう。猛スピードで射出されたコア・ファイター。目的を察知したシャアもコム サイで迎撃に出る。アムロは急加速に耐えられず失神し、撃墜寸前に意識を取り戻したものの、敵編隊が迫ったために作戦は中止された。帰還途上のアムロは、 さらにガンダムへの換装と自由落下中の空中戦という無謀な依頼を受ける。対するシャアも、ザクで巧みな空中攻撃を仕掛けてきた。戦闘終了後、敵は多用途モ ビルスーツの形態のひとつに過ぎないとガルマから知らされ、驚愕するシャア。帰還したアムロはやりきれなさのあまり避難民を怒鳴るが、そこに真摯さを見た 老人たちは人質を解放して去っていくのであった。

  • S01E08 戦場は荒野

    • May 26, 1979
    • TV Asahi

    ホワイトベースはグレート・キャニオンを通過し、セント・アンジェに近づいていく。亡き夫の故郷がそこにあるというペルシアとコーリーの母子をはじめ、避難民の一部がそこで地上に降りたいと願い出た。それを口実にして、ブライトは追っ手のジオン公国軍へ一時休戦を申し出る。避難民を乗せたガンペリーは不時着を装って煙を吹き、密かにアムロのガンダム積んだまま地上へ降下することに成功した。ブライトの巧妙な作戦がスタートしたのだ。だが、偵察機ルッグンのバムロがペルシア母子を助けるために救命カプセルを投下しようと引き返してきた。発見されたガンダムはやむなくルッグンを撃墜。やがて休戦は終わり、カイのガンキャノンが地上へ降下して敵を引きつける。シャアが作戦に気づいたときには既に遅く、湖の背後からガンダムが挟撃するという作戦は成功した。あまりの失態に頭を抱えるガルマ。そしてペルシアに傷の手当てを受けたバムロは、彼女に事実を告げる。この荒野こそが、1年前までセント・アンジェのあった場所だと……。あまりのことに泣き崩れるペルシアであった。

  • S01E09 翔べ! ガンダム

    • June 2, 1979
    • TV Asahi

    たび重なる出撃に、アムロは心身ともに疲弊しきっていた。ささいな感情のすれ違いが積み重なり、ついに命令を拒絶して自室に閉じこもってしまうアムロ。一方、姉キシリアへの体面を気にしたガルマは、戦局を打開しようと自ら戦闘機ドップの編隊を率いて、ホワイトベース討伐に出ていた。苦戦を強いられるガンキャノンとガンタンク。ブライトは任務拒否するアムロに活を入れようと平手打ちをするが、かえってアムロを逆上させる結果を招き、互いに激しい口論となってしまう。だが、ブライトの発したシャアという名前に反応し、フラウ・ボゥの言葉で自分が男であることを自覚したアムロは、ついに奮起した。砲火の中へと出たガンダムは、アムロの操縦によってジャンプ力とロケットノズルを駆使して空中戦を開始した。混乱したドップを次々と撃墜したガンダムはガルマ機の翼を切り落とすが、深追いしようとしたところをミデア輸送機に制止された。連邦軍輸送部隊のマチルダ中尉がホワイトベースの補給に来たのであった。完全に孤立したわけではないと知ったアムロたちは、一時の安堵を覚えるのであった。

  • S01E10 ガルマ 散る

    • June 9, 1979
    • TV Asahi

    ジオン公国軍が占領した北米大陸。接収されたニューヤーク市官邸では、政財界の要人を集めてパーティーが開催されていた。前市長エッシェンバッハの娘イセ リナと、現地の恋をはぐくむガルマの姿を、シャアは冷ややかな目で見つめる。市内にホワイトベースが潜伏したと報告を受けたガルマは、将来を誓ったイセリ ナのためにもガウ攻撃空母で指揮をとり、絨緞爆撃でいぶり出そうと試みる。成果があがらず焦りをつのらせるガルマのためにと、シャアはザクによる地上攻撃 を申し出て、ガンダムとの交戦を開始した。だが、それはシャアによる恐るべき陰謀の幕開けであった。雨天野球場に潜伏中の“木馬”を発見したシャアは、ガ ンダムが囮であると気づきながらガルマをその進路へと誘導する。ガウの背後から一斉砲火を浴びて驚愕するガルマ。シャアは高らかに笑いながら、これが謀殺 であることを彼に告げた。執念でガウを“木馬”にぶつけようと試みたガルマだったが、途中で機体は無惨に爆破四散した。その悲報はイセリナとガルマの父デ ギン公王に衝撃を与える。新たな悲劇の幕があがろうとしていた……。

  • S01E11 イセリナ、恋のあと

    • June 16, 1979
    • TV Asahi

    ジオン公国の首都ズム・シティでは、ガルマの死を知ったザビ家の一族が前線から駆けつけ、集結していた。若き息子の死をただ悼むデギン公王に対し、あくま でこれを戦争に利用しようとするギレン総帥。一方、亡きガルマの執務室を訪問したイセリナは元部下のダロタ少尉に懇願し、ガウ攻撃空母によるホワイトベー ス追撃に同道することになった。ガンダムはガンキャノンとガウの翼に飛び乗って攻撃を開始し、封印を解いたビーム・ジャベリンで破壊する。しかし、シャア のルッグン偵察機による爆撃でホワイトベースは推力を失い、砂漠へ緊急着陸する事態に陥った。乱戦の中で活躍を続けるガンダムの姿を見たイセリナは、ガル マの死への怨みをこめてガウの操縦桿を握り、ガンダムにぶつけようと試みる。ガンダムは機能停止し、点検のために外に出たアムロにイセリナは銃口を向け た。自分が“仇”と呼ばれたことで衝撃を受けるアムロ。だが、彼女はトリガーを引くことなく息をひきとった。埋葬しながら、アムロは見ず知らずの人間に “仇”と呼ばれてしまう戦争の実相に悩むのであった。

  • S01E12 ジオンの脅威

    • June 23, 1979
    • TV Asahi

    ジオン公国ではギレン総帥がガルマの国葬を大々的に執り行おうとしていた。同時に歴戦の猛将ランバ・ラルが戦艦ザンジバルで地球へ降下する。その任務はホ ワイトベースの討伐だ。一方、アムロは神経をすり減らしてしまい、イセリナに“仇”と呼ばれたことを虚ろに回想する。ホワイトベースを発見したランバ・ラ ルは、同伴してきた女性ハモンに軽くキスをすると、新型モビルスーツ“グフ”に乗って地上へ出撃した。リュウに無理やりガンダムのコクピットに押し込まれ たアムロは、ブライトの命令で強制的に戦場へ射出された。その虚脱状態は、突然襲いかかってきたグフのヒート・ロッドの衝撃で断ち切られる。ガルマの仇で あるガンダムに対し、一騎討ちを仕掛けるランバ・ラル。ザクとの大きな性能差を見せつけたグフではあったが、援護射撃を受けたことでザンジバルに帰還し、 一時後退した。帰還したアムロは、中継放送によってガルマの国葬とギレン・ザビの演説を目撃する。自分の戦うべき相手が個人や兵器ではなく、国家という巨 大なものであることを知るアムロであった……。

  • S01E13 再会、母よ…

    • June 30, 1979
    • TV Asahi

    ホワイトベースは海岸に停泊し、クルーもつかの間の休息をとっていた。近くに故郷があるアムロは、コア・ファイターで立ち寄ろうとする。そこには宇宙暮ら しを嫌い一人暮しを続ける母が待つはずだった。だが、自宅には荒れた連邦軍兵士が上がりこみ、周辺にも戦火の爪痕が深く刻みこまれていた。ようやく避難民 キャンプで母と感動の再会を果たしたアムロは、見回りのジオン兵をやり過ごすため病人になりすます。一方、哨戒に出たリュウのコア・ファイターはジオン軍 偵察機と交戦になり、ブライトはアムロへの緊急コールを命じた。だが、その呼出音はジオン兵の注意をアムロに引きつけさせてしまった。自己防衛のために、 母ともみあうジオン兵をやむを得ず銃撃するアムロだったが、その行為は母に叱責されてしまった。断絶を感じたアムロはコア・ファイターでガンダムに空中換 装し、ジオン軍の基地を徹底的に叩くが、それさえも単なる消耗戦にすぎなかった。戦いを終えて、ともに暮らそうという母の申し出を拒んだアムロは、仲間の 待つホワイトベースへと戻っていくのだった……。

  • Movies

    SPECIAL 0x1 機動戦士ガンダムⅠ

    • March 14, 1981
    • TV Asahi

    宇宙世紀0079——スペースコロニー“サイド3”はジオン公国を名乗り、新開発の人型機動兵器モビルスーツ“ザク”を実戦に投入して、地球連邦に独立戦争を挑んできた。その結果、戦争は人類の半数以上を死に至らしめ、両陣営は今や膠着状態に陥っていた。 地球連邦軍は起死回生のため、新型モビルスーツ“ガンダム”の開発に成功。だが、辺境のコロニー“サイド7”へガンダム受領に向かった宇宙戦艦ホワイトベースは、ジオン軍の精鋭シャア・アズナブル少佐の巡洋艦ムサイに追跡されていた。偵察に向かったシャアの部下の一人ジーンは、軍功を焦ってザクによるガンダムへの攻撃を開始し、サイド7は大混乱に陥った。戦火に巻き込まれたサイド7の少年アムロ・レイは、隣人たちの危機を見てガンダムの操縦席へ乗りこみ、起動する! かろうじて2機のザクを破壊することに成功したアムロだったが、それは長い戦いの始まりに過ぎなかった。

  • S01E14 時間よ、とまれ

    • July 7, 1979
    • TV Asahi

    パトロール部隊に所属するジオン軍のクワラン曹長たちは、連邦軍のモビルスーツを倒して手柄をたて、母国へ帰還しようと若手独自の作戦をたてていた。一 方、補給を続けるマチルダ中尉は、連邦軍レビル将軍の意図をブライトに伝える。欧州の大作戦が控えているため、当面はデータ収集を兼ねて独自に動けという 破格の指示だった。翌朝、パトロール網を超えようとしたマチルダのミデア輸送機は襲撃を受けた。護衛に出たガンダムのおかげでマチルダは脱出に成功する が、それはクワランたちの思うつぼだった。小型のワッパはガンダムに接近し、次々に爆弾を取りつけていく。シールドが爆発したことで仕掛けに気づいたアム ロは帰投し、犠牲を最小限にするため、周囲が遠く見守る中で爆弾を解除しようと孤軍奮闘する。最後の爆弾はガンダムと地面の間にあった。時限装置が作動す る寸前、見かねた仲間たちが飛び出して力を合わせてすべての爆弾を取り外すことに成功した。敵も必死だと知ったクワランたちは、現地人になりすましてその 果敢な行動をしたクルーたちの顔を見に来るのであった。

  • S01E15 ククルス・ドアンの島

    • July 14, 1979
    • TV Asahi

    連邦空軍からの緊急信号を受けて、訓練中のアムロはコア・ファイターで近くの島へと向かった。不時着した戦闘機の中にシートに縛りつけられた瀕死のパイ ロットを発見したアムロは、応急手当を施す。すると兵士に敵意を抱く3人の子どもが現れ、ドアンと呼ばれる男がザクで近づいてきた。コア・ファイターで抗 戦を試みるアムロだたが、ザクに撃墜されて傷ついてしまう。目ざめたアムロの側には、ロランと名乗る少女がいた。最初は彼女にも反発を感じたアムロだった が、次第にドアンに興味を抱いていく。実はドアンはジオン軍の脱走兵であった。追っ手におびえながら子どもたちを育て、防衛用の武器を奪っていたのだ。接 近するジオン軍をホワイトベースがキャッチし、帰還に成功したアムロはガンダムで再出撃する。それを制止し、ザク同士の格闘戦をアムロに見せつけるドア ン。子どもたちの親を殺して以来、彼は罪の意識に囚われていたのだ。ザクは倒せても、追撃の影に悩むドアンを見て、アムロはドアンのザクを投げつけ海中へ と沈める。それは彼に染みついた戦いの匂いを消すためであった……。

  • S01E16 セイラ出撃

    • July 21, 1979
    • TV Asahi

    中央アジアを西へ進むホワイトベースに、レビル将軍の密使から地球連邦軍本部のオデッサ・デーが5日後に迫ったと連絡が入った。キシリア配下のマ・クベ部 隊を叩く大作戦の開始日である。だが、食料庫から塩が乏しくなったホワイトベースは、シルクロードの塩水湖へ迂回を余儀なくされていた。すでに移動した湖 に呆然とするコック長のタムラ。その間隙をついて、ランバ・ラル隊がモビルスーツを展開して接近した。格納庫へ向かったアムロたちは、ガンダムを起動して 無断出撃するセイラに驚く。シミュレーションで操縦はマスターしていたものの、初の実戦で思うように任せず当惑するセイラ。ラルの部下コズンはその不慣れ な様子を見逃さず、ガンダムを捉えようと格闘戦をしかけた。アムロの乗るガンキャノンの支援でアコースのザクは破壊され、コズンもザクごと捕獲されてラル 隊は撤退した。ブライトに独房入りを命じられたセイラは、すきを見て捕虜コズンと接触する。兄と思われるシャアの安否確認こそが、セイラ出撃の動機だった のだ。やがてホワイトベースの前には新たな塩水湖が姿を現した。

  • S01E17 アムロ脱走

    • July 28, 1979
    • TV Asahi

    確保したザクからデータを取り、戦闘シミュレーションに余念がないアムロ。ミライの入浴中にキッカが破壊した水道を修理するなど、日常的にその才能は頼り にされ始めていた。捕虜となったコズンは隠し持った爆薬で独房の鍵を破壊して脱出するが、同行するはずのセイラが大声を出したため、窮地に陥った。同時に 前方からミサイルが飛来し、アムロにガンダム出撃が命じられる。だが、慢心したアムロは独断で乗機をガンタンクに変更してしまった。通信室からラル隊へ情 報提供を敢行するコズン。アムロの前にはラルのグフが出現し、戦力差に後退を余儀なくされていた。オムルの発射したバズーカの爆風に巻き込まれ、ついに落 命してしまうコズン。アムロはガンダムに換装し、シミュレーション準拠の戦いを試みるが、実戦は厳しく、援護を受けてかろうじて脱出に成功する有様だっ た。戦いが終わり、パイロットとしてアムロは不適格者ではないかと疑念を抱いたブライトはミライに相談する。偶然その会話を聞いたアムロは激しいショック を受け、ガンダムで艦を発進、闇の中へと脱走してしまった……。

  • S01E18 灼熱のアッザム・リーダー

    • August 4, 1979
    • TV Asahi

    ジオン軍月面グラナダ基地のキシリア・ザビ少将は、資源発掘担当のマ・クベ大佐に会う目的で戦艦グワジンに乗り地球に向かった。脱走者は死刑と知り、慌て たフラウ・ボゥは、アムロを連れ戻そうとバギーで追うが、説得はすれ違いに終わる。逃亡を続けるアムロは、マ・クベとキシリアのいる鉱山基地を発見。これ こそオデッサ・デーの目標だと思いこんだアムロは、ガンダムによる攻撃を開始した。奇襲を受けたキシリアは、巨大兵器アッザムのテストを兼ねてマ・クベと 出撃する。重火器に翻弄されたガンダムに対し、続けて金属粉リーダーが散布される。籠のように囲んだワイヤーが放熱磁場を形成すると、付着したリーダーは 一瞬のうちに4千度もの熱を生成した。敵の出力が弱ったすきに、ビーム・ジャベリンで逆転に成功するガンダム。モビルスーツの実力を思い知ったキシリア は、機密保持のため鉱山基地を自爆させて待避した。勝利に喜ぶアムロだったが、実は百以上もあるジオン軍の採掘基地のひとつに過ぎないと気づき、愕然との だった。ブライトたちもまた、この襲撃がジオン軍にガードを固めさせたと苦慮していた。

  • S01E19 ランバ・ラル特攻!

    • August 11, 1979
    • TV Asahi

    砂漠をひとり放浪するアムロ。ようやく落ち着いたレストランに、ランバ・ラルが兵を率いて入ってきた。同行の女性ハモンは、アムロの鋭い眼光に好意を抱い て食事を余分にオーダーしたが、アムロは理由がないと謝絶する。その対応にランバ・ラルも好感を持ち始めたとき、連邦軍の制服を着たフラウ・ボゥが歩哨に 捕らえられた。アムロの知りあいと判明し、店内は緊張に包まれる。だが、ラルはケープの中で密かに銃を構えた少年の勇気に敬意を表して放免する。同時にバ イク兵にあとをつけさせ、木馬の居場所をつかむ周到なラル。行動を起こしたラル隊に気づいたアムロは、隠したガンダムを起動して急行した。ガンダムの堂々 たる戦いぶりにパイロットが只者でないと見破ったラルは、実力のすべてを賭けてガンダムと斬り結ぶ。激闘の末、互いの顔を認めあうアムロとラル。少年が戦 場に出ていると知って驚くラルだったが、捨てゼリフを残しつつ脱出に成功した。戻ったアムロは、独房に入れられて絶叫するが、やがてラルに勝ちたいという 決意が、彼の表情を変えるのであった。

  • S01E20 死闘! ホワイト・ベース

    • August 18, 1979
    • TV Asahi

    オデッサ・デーが近づき、ホワイトベースに不安な空気が充満していた。ランバ・ラルは必ず攻撃してくると予言し、艦を降りるとまで言うアムロの不敵な態度 に、思わず殴りかかるリュウ。ブライトの方も、ジオンに投降しなかったアムロを理解しようと努力していた。だが、そんな関係に不満を抱いたハヤトやカイた ち4人はバギーで逃亡し、後を追って説得を試みたのは、やはりリュウであった。新型モビルスーツ“ドム”の補給は滞り、ランバ・ラルはゲリラ屋本来のやり 方に戻って小型戦車キュイに乗って白兵戦を挑んできた。強敵と思いこんでいたラルたちは、突入したホワイトベース艦内が少年兵ばかりで、子どももいること に戸惑いを隠せない。混乱の中、セイラと鉢合わせしたラルは、立ちすくんでしまう。その一瞬の迷いが命取りとなった。リュウと相打ちになり作戦失敗を認め たラルは、アムロのガンダムに向かって爆弾を抱えて自決、壮絶な最後を見せつける。ガンダムの攻撃でギャロップは破壊されたものの、リュウは瀕死の重傷を 負ってしまった……。

  • S01E21 激闘は憎しみ深く

    • August 25, 1979
    • TV Asahi

    ラル亡き後、ハモンはタチ中尉ら16名の仲間とともに使命を完遂することで、その想いに応えようと決意した。アムロとの戦闘を予感しながら、出撃するハモ ン。こじれた人間関係を心配したリュウは、重傷の身でありながらブライトや独房のアムロのもとへ赴き、関係修復を試みる。ホワイトベースに接近したハモン たちは、乏しい兵力で弱い部分を一点突破する「キリの戦法」を開始した。ようやくアムロは牢から出されたが、ラルの白兵戦は随所に被害を残していた。ガン ダムへの換装を成功させたアムロは、接近するカーゴの自爆を察知し、前進阻止を試みる。カーゴを押し返そうと動けなくなったガンダムの背中に、ハモンはマ ゼラ・トップの砲口をつけて直接射撃を行った。絶体絶命の危機に陥ったアムロ。そこに一機のコア・ファイターが飛来し、マゼラ・トップに体当たりを行って 爆発した。間一髪、危地から脱したアムロだったが、爆発した機体にリュウが乗っていた事を知り動転する。リュウはすべてをかけてホワイトベースと仲間を 救ったが、衝撃を受けたクルーたちは夕陽に泣き崩れるのであった……。

  • S01E22 マ・クベ包囲網を破れ!

    • September 1, 1979
    • TV Asahi

    点在するマ・クベの鉱山基地を撃破しつつ、ヨーロッパへ進むホワイトベース。ようやく連帯感の生まれた少年たちは、着実な戦果をあげるようになっていた。 しかし、過労に耐えきれなくなったブライトは、高熱を発して倒れてしまう。一方のマ・クベ大佐はジュダックから連邦軍の情報を得ていたが、予想以上の被害 にいらだち、連邦軍の内通者エルランへ戦力を押さえるよう指示する。リフトジェットを使い、ホワイトベース接近に成功したマ・クベの兵たちは、ミノフス キー粒子射出口とECM発信機を爆破する。無防備になったホワイトベースはドップ編隊の接近を許してしまった。しかし、ブライトに代わって不慣れな指揮を とるミライは、状況把握と経験の不足から、戦闘に大混乱を招いてしまう。懸命にガンダムへの空中換装を成功させたアムロはグフの地上部隊を倒すが、ホワイ トベースは刻一刻とマ・クベの罠にはまっていく。地上から強力なメガ粒子砲のビームが襲いかかり、大破したホワイトベースは不時着を余儀なくされた。飛行 不能を確認したミライは、レビル将軍に援軍を要請する……。

  • S01E23 マチルダ救出作戦

    • September 8, 1979
    • TV Asahi

    オデッサ作戦を目前に、不安な面持ちで補給を待つミライに対し、ブライトは艦長代理を正式に依頼して引継ぎのメモを渡していた。そのころレビル将軍は、オ デッサ作戦遂行を繰り上げるため、ヨーロッパ前線基地に到着していた。ホワイトベースを高く評価したレビルは、エンジン修理と同時にガンダムのパワーアッ プ用メカを送り届け、テストを兼ねて実戦投入することをマチルダに指示する。この情報はエルラン中将を通じてマ・クベの知るところとなり、ミデア輸送隊は ド・ダイYSに乗ったグフ三機編隊に待ち伏せされてしまう。SOSを察知したセイラは、ミライの指示を待たずに出撃を命じた。あこがれのマチルダ救助には りきるアムロだったが、ミデアを破壊したグフは今度はガンダムに狙いを定めた。ヒート・ロッドの攻撃で激しく傷つき、苦戦するガンダム。マチルダが懸命に 守りぬいたGファイターが、その危機に駆けつけた。格段の機動力を得たガンダムは上空に飛び、ようやくグフの撃退に成功した。ミライは指揮官代理としての 働きを認められ、少年たちも誇らしげにマチルダを出迎えるのであった。

  • S01E24 迫撃! トリプル・ドム

    • September 15, 1979
    • TV Asahi

    月面グラナダのキシリアは、貴重な資源を供給し続けたマ・クベの危機に際し、新型モビルスーツ“ドム”と黒い三連星を送るよう指示を出していた。補給部隊 のマチルダ中尉はホワイトベースの少年たちに大人気となり、カイの提案で記念写真が撮影された。あこがれの人の写真を手に入れたアムロは、舞いあがってし まう。一方、レビル将軍はルウム戦役時に彼を捕らえた黒い三連星の参戦を聞き、オデッサ作戦開始の繰り上げを命じる。情報の早さに驚くエルラン。セキ技術 大佐の指揮で修理が進む中、アムロはマチルダに補給部隊に入った理由を尋ねた。戦争という破壊の中で、ものをつくることができるからという回答に、アムロ は感銘を受ける。黒い三連星のドムがホワイトベースに迫り、Gアーマーのパイロットに指名されたセイラは、とまどいながらもガンダムと出撃した。三連星の ドムはジェットストリーム・アタックを仕掛けてアムロを翻弄する。アムロは敵の意表をつく攻撃でマッシュのドムを葬ったが、この戦いでマチルダが犠牲と なった。追悼の場で、アムロは心の中にマチルダの名を絶叫する……。

  • S01E25 オデッサの激戦

    • September 22, 1979
    • TV Asahi

    黒い三連星の仲間マッシュの死を悼むガイアとオルテガ。Gファイターをテストしていたアムロは、連邦軍の小型機がジオン軍から離陸する光景を発見して驚い た。後を追ったアムロは移動司令部ビッグ・トレーに着艦し、スパイの存在をエルラン中将に告げる。本性を現したエルランはアムロに銃を向けるが、駆けつけ た連邦軍兵士に身柄を拘束された。ついにオデッサ作戦は発動され、両軍とも持てる物量を最大限に投入して激戦を繰りひろげる。ホワイトベースも黒い三連星 の猛攻を受けていた。Gメカの中からガンダムが姿を現すと、ドムは仇討ちとばかりに襲いかかる。裏切り阻止で窮地に陥ったマ・クベは、切り札として南極条 約で禁止されている水素爆弾の使用をほのめかして恫喝した。進軍を止めないレビル将軍に対し、ミサイルはついに発射されてしまう。交戦中のアムロに緊急阻 止が指示され、ガンダムはビーム・サーベルで弾頭部分を切り落とし、連邦軍を窮地から救った。かくしてオデッサの戦いは連邦軍の勝利に終わり、ホワイト ベースの少年たちは、連邦軍のレビル将軍と親しく握手を交わすのであった。

  • S01E26 復活のシャア

    • September 29, 1979
    • TV Asahi

    南米ジャブローの地球連邦軍本部に向かう前に、ホワイトベースは北アイルランドの補給基地ベルファストで修理を受けることになった。スパイの少女ミハルか らその情報を受け取ったのは、赤い彗星のシャアであった。キシリア配下となり、潜水艦中心のマッド・アングラー隊を率いて活動を開始していたのだ。アムロ たちは、軍の最重要機密に触れた者が連邦軍人にならなければ、一生涯刑務所に入る可能性があるとレビル将軍から通告を受ける。続けてレビルは、ガンダムの 活躍が呼び水となってジオン軍の動きが活発化し、近く戦場に多様なモビルスーツが出現し、中にはモビルアーマーと呼ばれるものも含まれると予告した。それ とタイミングを合わせるように、潜水艦ユーコンから水陸両用モビルスーツ“ゴッグ”が発進、上陸して激しい交戦を開始した。アムロはガンダムの新兵器ハイ パー・ハンマー、Gブルで立ち向かうが、ゴッグの分厚い装甲に苦戦を強いられる。海中でようやくゴッグの撃破に成功するガンダム。自分のプライドを傷つけ た木馬と白いモビルスーツの出現に、シャアはほくそ笑むのであった……。

  • S01E27 女スパイ潜入!

    • October 6, 1979
    • TV Asahi

    新兵器Gパーツのプレゼンテーションを行うアムロ。その最中にカイは席を外した。軍人になることを嫌ったカイは、艦を降りることを決意したのだ。行くあて もなく街に出たカイは、以前基地で声をかけてきた少女ミハルと再会した。彼女の自宅で幼い弟と妹のために懸命なミハルを見て事情を察知したカイは、それと なくホワイトベースに関する情報を流してやる。ミハルはさっそくマッド・アングラー隊に連絡をとった。だが木馬の行き先に関心のあるシャアは、ゴッグと新 型水陸両用モビルスーツ“ズゴック”を出撃させ、混乱に乗じてミハルに潜入するよう命じた。水中からの攻撃に苦戦するガンダムとガンキャノン。ミハルの家 から去ってはみたものの、カイはホワイトベースの苦戦が気になり、いたたまれなくなってバイクで駆けつける。カラハのズゴックと激しい水中戦を展開するガ ンダム。妹弟と別れたミハルは、その間に艦に入っていく。カイのガンタンクは絶妙なタイミングで浮上したズゴックを砲撃、ガンダムの勝利を導いた。カイは 復帰し、女スパイを乗せたままホワイトベースは南米へ出港していく。

  • S01E28 大西洋、血に染めて

    • October 13, 1979
    • TV Asahi

    ミハルはホワイトベースの進路を探ろうと艦内を偵察中に、カイに発見されてしまった。ミハルを自室にかくまって情報を教えるカイだったが、その直後にシャ ア配下のフラナガン・ブーンが漁業組合員に変装し、ジェット機で着艦してきた。すみやかにミハルと接触し、撤収するブーン。カイはミハルの存在を明るみに 出せないため、どうすることもできなかった。シャアと合流したブーンは、新鋭モビルアーマー“グラブロ”に乗り込み、ズゴック2機を曳航して海中からのホ ワイトベース襲撃を開始した。子どもたちまで巻き添えとなっていることを目撃したミハルは、自分の行為に重い責任を感じてしまう。懸命に迎撃するアムロた ちだったが、ガンダムは水中でグラブロに脚を捕捉され、思わぬ苦戦を強いられていた。罪滅ぼしのためにと、カイとガンペリーで出撃するミハル。だが、ミサ イル発射時の予期せぬ爆風が彼女を吹き飛ばし、大西洋上でミハルは散っていった。帰投後、ミハルの不在に気づいて涙にうなだれるカイ。密航者ゆえに哀しみ を分かちあう者も他にはおらず、ひとり絶叫するカイであった。

  • S01E29 ジャブローに散る!

    • October 20, 1979
    • TV Asahi

    ホワイトベースは、苦難の果てに南米ジャブローの地球連邦軍本部へとたどり着いた。だが、同時に敵ジオン公国軍のマッドアングラー隊も追跡していた。シャ ア大佐は北米から新型モビルスーツ“ゾック”を受領し、援軍の到着を待たずして第一次攻撃隊を発進させた。ホワイトベース整備の指揮をとるウッディ大尉 が、戦死したマチルダ中尉のフィアンセだと知り、アムロは深い感慨に沈む。ついにジオン軍の大編隊がジャブロー上空に接近し、無数のモビルスーツを降下さ せて総攻撃を始めた。防衛に加わったアムロは、ガンダムの量産タイプ“ジム”を素早い動きで仕留める赤いズゴックを発見した。シャアの機体だ! ウッディ 大尉も婚約者の愛した艦を守ろうとして、その犠牲となってしまう。再び戦場で対決する、宿命のライバルたち。シャア再来の報告を聞いてホワイトベースは驚 きに包まれるが、その中でもセイラはひときわ大きな動揺を見せるのであった……。

  • S01E30 小さな防衛線

    • October 27, 1979
    • TV Asahi

    シャア大佐のズゴックは、アカハナたち特殊工作員のモビルスーツ“アッガイ”を率いて、ジャブロー基地へ潜入した。アムロたちは階級を受領し、軍人として 連邦軍に正規に編入されていく。同時にカツ、レツ、キッカたちの処遇が問題になり、育児センターに預けられるが、そこを嫌った3人の子どもたちは脱走。逃 げのびた先は、連邦軍のモビルスーツ“ジム”の工場だった。まさにそこを爆破しようと暗躍していた特殊工作員たちと鉢合わせし、縛られて置き去りにされる 子どもたち。小さな勇士たちは、懸命に縄を切り、時限爆弾をひとつ残らず取り外そうと奮戦する。爆弾を乗せてバギーで工場から遠ざかろうと試みたとき、 ちょうど出会ったアムロたちの対応で、爆弾はうまく処理された。戦闘の始まった地底で、子どもたちを追ってきたセイラはシャアと遭遇し、互いに兄妹である ことを確認しあう。アムロの活躍でアッガイは破壊されたが、シャアはズゴックで逃亡した。子どもたちの艦への残留が認められた頃、連邦軍高官たちはホワイ トベースを囮専門にすることをブライトに告げるのであった。

  • Movies

    SPECIAL 0x2 機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編

    • July 11, 1981
    • TV Asahi

    地球連邦軍が大反撃を期して立案したオデッサ作戦——ホワイトベースはそれに参加すべく、中央アジアを移動中であった。だが、そこはジオン軍マ・クベ大佐の管轄する鉱山地域であり、しかもランバ・ラル隊が執拗なる追撃をかけていた。セイラ・マスは情報を得るためにガンダムで無断出撃。試みは失敗するが、捕虜にしたコズンの話からシャアが兄だと確信する。コズンの脱走事件と平行して、今度はアムロ・レイが独断で作戦変更したため、ブライト・ノアはアムロをガンダムから降ろそうと決意する。 自分が認められていないと傷ついたアムロは、ガンダムを使ってホワイトベースを脱走した。砂塵にまみれたソドンの街で、敵将ランバ・ラルと同伴の女性ハモンに出逢うアムロ。敵襲を察知してホワイトベースに戻ったアムロは、敵モビルスーツ“グフ”のパイロットがそのランバ・ラルだと知って衝撃を受け、「乗り越えたい人」と意識するようになる。モビルスーツを失ったランバ・ラルは、ゲリラ屋の本領を発揮してホワイトベースに白兵戦を挑むが、一瞬の油断に重傷を負い、自爆して果てた。

  • S01E31 ザンジバル、追撃!

    • November 3, 1979
    • TV Asahi

    ティアンム艦隊第13独立戦隊として配属されたホワイトベースは、ジャブローから宇宙に発進する主力戦隊から敵の注意をそらすため、囮のコースへ先発する よう命じられた。補充要員としてスレッガー・ロウ中尉が加わり、宇宙の戦場へと飛翔するホワイトベース。シャア大佐が戦艦ザンジバルで追撃する。途中で囮 と気づいたシャアだったが、逆にこれを好機ととらえて追撃戦をしかける。トクワン大尉の乗る高速モビルアーマー“ビグロ”とリック・ドム2機が発進、アム ロのGスカイ、セイラのGブルイージーが迎え撃つが、敵を兄と疑うセイラは集中力を欠いていた。シャアのザンジバルは浴びる砲火をものともせず、ホワイト ベースへと突進していく。その危機を救ったのは、スレッガーの放った主砲の直撃だった。戦闘中にガンダムはビグロのアームに捉えられ、内部のアムロは ショックで意識を失っていた。だがアムロは驚異の早さで回復し、次の瞬間、ビグロの機体はビームに貫かれていた。激戦は終わり、スレッガーもその実力が認 められて、ホワイトベース艦内を安堵が包みこんでいった……。

  • S01E32 強行突破作戦

    • November 10, 1979
    • TV Asahi

    ビグロのパイロット、トクワンの死を悼むデミトリーは、実用テスト前に放棄されていたモビルアーマー“ザレクロ”で仇討ちに出た。拡散ビーム砲とミサイル に苦戦するハヤトのガンキャノン。しかし、Gアーマーと連携して高速戦闘に対応したガンダムは、サーベルでザクレロのエンジンを直撃し、一瞬で撃破した。 シャアは木馬の進路にいる元部下のドレン大尉と連絡をとり、挟撃を依頼した。スレッガー中尉はもう1機のGファイターのパイロットとして出撃し、リック・ ドム編隊と交戦する。艦隊戦に集中していたドレンは、出撃したガンダムを見失ったと聞いて不安に陥った。モビルスーツ隊を僚機に任せたガンダムは察知され ないよう直上から接近し、バズーカの連射でスワメルを撃沈。続いてビーム・サーベルで旗艦キャメルのブリッジを斬り裂いて指揮官のドレンごと葬り去り、強 行突破を成功へと導いた。信頼するドレンの敗北を聞き、戦慄を隠しきれないシャア。ブライトはシャアのザンジバルとの接触を避けるため、サイド6への転進 を指示した。

  • S01E33 コンスコン強襲

    • November 17, 1979
    • TV Asahi

    ドズル・ザビ中将は、シャアの無能さを証明するために宇宙要塞ソロモンからコンスコン機動部隊を出撃させた。パトロール中のGアーマーは謎のモビルアー マー“ブラウ・ブロ”を撃破し、ホワイトベースは中立国家サイド6の領空内へと無事に入ることができた。その査察を担当する検察官カムラン・ブルームは、 かつてミライの婚約者であったが、ミライはその歓待に冷淡な反応を示す。ダウンタウンへと買い物に出たアムロもまた、意外な人物に再会した。サイド7で宇 宙に吸い出され、行方不明になっていた父テム・レイである。しかし、ジャンク屋住まいの父は酸素欠乏症で脳障害を起こしており、アムロは哀しみのあまり嗚 咽する。カムランの配慮で、ホワイトベースは戦争商人と噂されるベルガミノの浮きドックで修理を受けようとしていた。勝機とみて急襲をしかけるコンスコ ン。だが、アムロは異常な戦闘能力を発揮し、12機のリック・ドムは3分足らずで全滅させられてしまった。ホワイトベースの違法行為は父親がもみ消すと告 げるカムランに、ミライは涙を流して愛の言葉に背を向け、去るのであった。

  • S01E34 宿命の出会い

    • November 24, 1979
    • TV Asahi

    修理を受けないままサイド6に戻ったホワイトベースは、出港までの刻限を切られていた。そのひとときに父に遭おうとバギーを走らせたアムロは、突然の豪雨 を避けて立ち寄ったコテージで、湖の白鳥を見つめる不思議な少女と遭遇する。父とのつらい別れを済ませたアムロは、帰路にバギーを立ち往生させてしまっ た。その窮状を救ったのは、戦艦ザンジバルでサイド6に入港したシャア大佐であった。その横で微笑むのは、湖畔で出逢った少女ララァであった。待ち伏せす るコンスコンを牽制するため、カムランは自家用宇宙艇の随伴を申し出る。かたくなに拒絶するミライを、スレッガーは平手打ちとともに諭した。カムラン艇を ともない、出港するホワイトベース。サイド6の領空を超えた瞬間、リック・ドムの編隊が襲いかかった。アムロは敵の攻撃を完璧に読みきり、その様子をホテ ルのTV中継で見ていたララァは、シャアにガンダムの勝利を予言した。コンスコン隊は全滅し、アムロは涙をこらえながらサイド6を後にするのであった。

  • S01E35 ソロモン攻略戦

    • December 1, 1979
    • TV Asahi

    ブライトはかつてのルナツー司令ワッケインの艦に出向き、宇宙要塞ソロモン侵攻に際してともに先鋒となることを告げられた。そのソロモンのドズル中将は、 ギレン総帥からの補給が試作モビルアーマー“ビグ・ザム”1機と知って憤っていた。ついに連邦軍のソロモン攻略戦が開始された。ビームとミサイルが入り乱 れる過酷な戦場。連邦軍はジムに加えて簡易モビルスーツ“ボール”を出撃させ、物量戦を展開する。連邦軍先鋒艦隊が持ちこたえている間に、主力のティアン ム艦隊はサイド1の空域にミラーを配置し終わっていた。太陽光が集まった焦点が移動し、ソロモンを焼きつくす。連邦軍の切り札ソーラー・システムの威力で あった。激戦の中で負傷したハヤトはホワイトベースに収容され、アムロとの実力差に涙を流す。そのアムロは突破口の開かれたソロモンへ侵入し、陥落を恐れ たドズルは妻ゼナと愛娘ミネバを万が一に備えて待避させる。反撃を決意したドズルの前で、ビグ・ザムの巨体はついに起動するのであった。

  • S01E36 恐怖! 機動ビグ・ザム

    • December 8, 1979
    • TV Asahi

    ソロモン攻略中、スレッガー中尉のGファイターは被弾のため帰投した。彼の安否を案じたミライは、ブライトに操舵から離れることを許された。出迎えたミラ イの涙にすべてを悟ったスレッガーは、母親の形見と称する指輪を託し、やがて二人は唇を重ねた。追いつめられたドズル中将は、自らビグ・ザムで応戦する。 ビームを歪曲し強力なメガ粒子砲を放つビグ・ザムに、連邦軍兵士たちは震えあがる。ソロモンを放棄したドズルは、連邦軍主力艦隊への特攻を決意した。連邦 側宇宙艦は次々とビグ・ザムのビームに貫かれ、ティアンムの旗艦も犠牲となる。スレッガーはガンダムを自機にドッキングさせ、ビグ・ザムへ捨て身の攻撃を しかけた。スレッガーの死と引換にアムロはビグ・ザムの懐に入り、大破に成功する。最後まで捨て身で戦うドズル中将の悪意を幻視して戦慄するアムロ。ゼナ たちのカプセルはマ・クベ大佐の艦隊に救出され、スレッガーの死を聞いたミライは泣き濡れる……。こうして激戦を生き抜いたホワイトベースは、一時の安堵 に包まれるのであった。

  • S01E37 テキサスの攻防

    • December 15, 1979
    • TV Asahi

    ソロモン陥落を受けて、ギレン総帥は宇宙要塞ア・バオア・クーをジオン公国の最終防衛拠点にすると宣告した。 ホワイトベースはレジャーと牧畜用のテキサス・ゾーンの暗礁空域にいたが、マ・クベ大佐が自分用に開発されたモビルスーツ“ギャン”に乗り、シャアの目前 でガンダムを仕留めて上司キシリアに報いようと画策を開始していた。砂漠化が進んだテキサスコロニーにシャアが訪れた目的は、フラナガン博士の立ち合いの もとララァと新型モビルアーマーの実験を行うことだったが、そのエルメスはまだ到着していなかった。マ・クベは幾重にも罠をしかけてガンダムをコロニー深 部へ誘いこむが、近づくアムロの心を察知したララァは、なぜかときめきを感じてしまう。シャアは新型モビルスーツ“ゲルググ”で戦闘に介入したが、マ・ク ベは意地でそれを拒絶する。激しく斬り結んだ末にギャンはガンダムに倒され、マ・クベは白磁の壺を思い浮かべながら果てた。爆風に巻きこまれそうになった ララァはゲルググに守られたが、心の共振を感じるアムロとララァは互いにその名を口にするのであった。

  • S01E38 再会、シャアとセイラ

    • December 22, 1979
    • TV Asahi

    ホワイトベースとジオン軍の高速重巡洋艦チベは膠着状態に陥っていた。増援の得られないガンダムに、シャアはゲルググで襲いかかる。着実に射撃を回避する 敵を、ニュータイプだと確信するシャア。だがゲルググは動作不良に陥り、シャアはダミーの爆発を起こして脱出を図った。ワッケイン司令の戦艦マゼランが接 近したことで均衡は破れ、ホワイトベースはテキサスコロニー内へ進入することに成功した。アムロ捜索に出たセイラのバギーの前にシャアが現れ、二人は再会 を果たす。キャスバルとアルテイシア。この兄妹は、ニュータイプ思想を掲げたジオン・ズム・ダイクンの遺児だったのだ。父を暗殺したのはザビ家だと考えた キャスバルは、復讐のためにジオン軍に入ったことを明かす……。しかし、この会話の一部始終はブライトに通信傍受されていた。アムロを無事回収したホワイ トベースだったが、シャアのザンジバルに撃沈されたワッケイン艦の残骸を発見してクルーは絶句する。通信を不審に思うブライトにセイラは出自を明かし、兄 の残した手紙を読むと一人ベッドで涙を流すのであった。

  • S01E39 ニュータイプ、シャリア・ブル

    • December 29, 1979
    • TV Asahi

    地球連邦軍は占領したソロモンをジオン本国侵攻の最終拠点に改造し、レビル将軍を迎えていた。だが、「ラ…… ラ……」という声をともなう見えない敵の襲撃が続発し、工事を妨害する。ララァの乗るモビルアーマー“エルメス”が、ついに動き始めたのだ。そのころジオ ン公国では「木星帰りの男」と呼ばれるシャリア・ブルがニュータイプと認定され、ギレン総帥に謁見していた。キシリアのもとへ送りこむ真意をほのめかすギ レン。月面基地グラナダでブラウ・ブロを受領したシャリア・ブルは、エルメスを調整中のシャアと合流する。一方、ホワイトベースではセイラがシャアとの関 係をブライトに打ち明けていた。出撃したシャリア・ブルのブラウ・ブロによるオールレンジ攻撃を着実に回避し、アムロのガンダムはブラウ・ブロを撃破し た。が、ガンダムの操縦系はついにアムロの発達した反射神経に追いつけくなっていた。深刻な波紋がクルーに拡がっていく……。

  • S01E40 エルメスのララァ

    • January 5, 1980
    • TV Asahi

    連邦軍技術部のモスク・ハン博士は、ガンダムの関節に電磁工学を応用した技術マグネット・コーティングを施すことで、応答速度の向上を試みていた。ジオン 公国では月のグラナダと宇宙要塞ア・バオア・クーの間を最終防衛線と定め、本土決戦に備えてスペースコロニー“マハル”の住民を強制退去させていた。ギレ ン総帥はマハルをソーラ・システムに改造する許諾書を父のデギン公王に提出していた。一方、ララァの戦果に自信をつけたシャアはエルメスを実戦に投入する が、2隻の戦艦を瞬時に沈めるララァの能力の異常さに味方のパイロットは恐怖を覚えるのだった。その頃、地球連邦軍は「星1号作戦」を発動させていた。ガ ンダムの改修で艦隊集結に遅れたホワイトベースもようやく出港し、キシリア直轄の遊撃隊に配属されたシャアの部隊と戦闘状態に入っていった。ゲルググで出 撃したシャアは、アムロのガンダムとエルメスのララァ、ニュータイプ同士の激戦の中では邪魔者扱いされる始末であった。ララァの多大なる戦果は高く評価さ れたが、ガンダムとの戦闘で異常な反応を示すララァの様子に、シャアは不安を覚えるのであった。

  • S01E41 光る宇宙

    • January 12, 1980
    • TV Asahi

    ギレンに絶望したデギン公王は、自ら戦艦グレード・デギンを出港させて和平交渉に乗り出した。だが、ギレンはその動きさえも察知していた。キシリアはシャ アの動機がザビ家打倒からニュータイプに移ったことを確認し、アムロもまた自分のニュータイプ体験をクルーに告白していた。キシリア艦隊と第13独立艦隊 は交戦を開始、ララァのエルメスはアムロのガンダムに直進する。サイコミュ誘導されたビットはオールレンジ攻撃でガンダムを包囲するが、アムロはそれを完 全に撃破してしまった。先鋭化する二人の意識は共鳴し、思惟が直結して会話が始った。ゲルググで二人の間に割って入るシャア。シャアがガンダムに討たれか けた刹那、エルメスがシャアを庇ってアムロのガンダムのビーム・サーベルを受けた。アムロの意に反してララァの生命が散る瞬間、二人は未来の姿を幻視す る。まさにニュータイプの招いた悲劇であった。やがてデギン公王がレビル将軍との接触を始めたとき、ギレンにより、ソーラ・レイが発射された。憎しみの光 が招く惨劇を予感し、アムロは絶叫する。

  • S01E42 宇宙要塞ア・バオア・クー

    • January 19, 1980
    • TV Asahi

    直径6キロに及ぶコロニーレーザー兵器ソーラ・レイの光は、デギン公王とレビル将軍ともども連邦軍主力艦隊の約半数を蒸発させてしまった。ギレンはこの機 に乗じ、ア・バオア・クーの兵士を相手に戦意高揚の演説を行う。指揮系統と戦力を失って混乱した連邦軍艦隊は残存戦力を結集し、ア・バオア・クーへ進撃を 開始した。空母ドロスでこれを迎え撃つギレン。キシリアと要塞に到着したシャアは、自分自身のニュータイプの可能性に賭けるしかないと、未完成のモビル スーツ“ジオング”に搭乗して出る。ギレンが指揮をとる司令室に入ったキシリアは、総帥の真意を聞き、兄であるギレンが父を殺したと確信をもつのだった。 キシリアのレーザーライフルがギレンの頭部を貫き、兵たちの前で主権交代が起こった。その直後、空母ドロスが沈み、地球連邦軍はモビルスーツ隊を立てて要 塞へ突入。そしてシャアはジオングのパワーを存分に発揮しきれない自分に焦りつつも、アムロのガンダムとの戦いに決着をつけようとしていた。

  • S01E43 脱出

    • January 26, 1980
    • TV Asahi

    連邦軍はモビルスーツ隊をア・バオア・クー内へ進入させようとしていた。ホワイトベースはエンジンに直撃を受けて要塞内で停止し、白兵戦が開始された。ガ ンダムとジオングは相打ちで大破してしまった。ガンダムを降りて真に倒すべき敵を認識するアムロの前に、シャアが立ちはだかる。モビルスーツから降りての 要塞内での銃撃戦から、剣で切り結ぶ宿命の二人。セイラが割って入り、アムロとシャアの決着はつかなかった。セイラに別れを告げたシャアは、逃亡するキシ リアを追って、ザンジバルを砲撃、彼女を葬り去る。絶望的な状況の中でアムロはガンダムの残骸を発見し、コクピットへと滑りこんだ。ララァの声に導かれ、 アムロは遠くで懸命に戦う仲間の姿を見る。アムロの言葉に誘導され、クルーたちは脱出に成功した。だが、肝心のアムロの姿だけが見えない。セイラが諦めか けたとき、子どもたちの掛け声にのってアムロのコア・ファイターが爆発の中から飛び出してきた。アムロは帰るべき場所を見つけたのだ。そして宇宙世紀 0080年、地球連邦政府とジオン共和国との間で終戦協定が結ばれた……。

  • Movies

    SPECIAL 0x3 機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編

    • March 13, 1982

    宇宙へ出たホワイトベースは、ジオン軍のドレン大尉率いるキャメル艦隊に迎撃された。だが、戦いに慣れてきたアムロ・レイたちは難なくこれを撃破し、ホワイトベースは中立地帯のサイド6へ針路をとる。そこには幾多の出逢いと別れが待っていた。ミライ・ヤシマはかつての婚約者カムラン・ブルームに再会し、アムロもまた父テム・レイの姿を発見する。だがテムは酸素欠乏症で無惨な姿を見せ、ミライもカムランを拒絶するばかりだった。父に別れを告げるべく出かけたアムロは、湖畔で不思議な雰囲気の少女ララァ・スンと出逢い、さらに赤い彗星のシャア大佐にも生身で対面する。そして出港を待ち伏せしていたコンスコン艦隊との戦いで、アムロは異常に高い戦闘力を発揮し始めるのだった。 暗礁宙域のテキサス・コロニーに入ったガンダムはシャアの乗るゲルググの襲撃を受け、アムロはニュータイプ専用モビルアーマーのテストに待機していたララァと精神の共鳴を覚える。そしてアムロを探しに出たセイラも、ついにシャアとの再会を果たした。彼らはニュータイプ説をとなえ、ジオン共和国を建設したジオン・ズム・ダイクンの遺児だったのだ。ザビ家がダイクンを暗殺したと確信するキャスバルは、シャアと名乗ってジオン軍に入り、復讐をたくらんだのだ。しかしシャアはさらなる時代の革新を信じるようになり、目的のためにセイラに別れを告げた。

  • Movies

    SPECIAL 0x4 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

    • March 12, 1988

    宇宙世紀0093年。シャア・アズナブルは新生ネオ・ジオン軍を率い、自らが総帥となって地球連邦政府対して再び戦いを挑んで来た。 シャアは地球の重力に縛られ自己中心的な支配を続ける人類を粛正するために、地上に隕石を落下させることで地球を居住不能な星にするための作戦を展開。その暴挙を阻止するためにブライトやアムロが所属する地球連邦軍のロンド・ベル隊が出撃するも、小惑星5thルナの落下を止めることはできなかった。 シャアは次の作戦に向け、かつてのネオ・ジオンの本拠地であったアクシズの奪還とルナツーに貯蔵された核ミサイルの奪取を目論む。そして、作戦遂行に向けた見せかけの和平交渉のために、地球連邦政府との交渉の場となるサイド1のコロニー、ロンデニオンへと向かうのだった。 一方アムロも、自身が開発に参加したνガンダムをアナハイムの工場で受け取り、その後和平交渉が行われるロンデニオンに到着していた。ロンデニオンで連邦政府参事官の娘クェスと、ブライトの息子であるハサウェイに出会ったアムロは、コロニー内での休養中に、偶然にも和平交渉を終えたシャアと遭遇してしまう。そして、シャアの言葉に動かされたクェスは、彼と共にアムロのもとを去っていくのだった。 シャアは、ロンデニオンで連邦政府と交わした和平交渉を利用し、武装解除に見せかけたルナツーへの攻撃と、アクシズを強奪する作戦を実行。ネオ・ジオン艦隊は、ルナツーへ壊滅的な打撃を与え核兵器の奪取に成功し、さらにシャア自身もアクシズを守る部隊を殲滅。目的どおり、核兵器とアクシズを手中に収めた。 第2の隕石としてアクシズを地球へ落とそうとするシャア。それを阻止すべく行動を開始するアムロとブライトが率いるロンド・ベル隊。 地球の命運をかけて、二人のニュータイプ同士による最後の戦いが幕を開ける!

  • Movies

    SPECIAL 0x5 機動戦士ガンダムF91

    • March 16, 1991

    宇宙世紀0123年。月の周辺に新設されたフロンティア・サイドのコロニー、フロンティアIV。その内部にあるフロンティア学園では学園祭が開催され、いつもと変わらぬ平和な一日が過ぎようとしていた。 そんな中、フロンティアIVに近づくMS部隊の姿があった。彼らの名は、クロスボーン・バンガード。庶民のための真の貴族による支配主義「コスモ貴族主義」を標榜するマイッツアー・ロナが創設した武装集団に所属するMSだった。 クロスボーン・バンガードのMSはフロンティアIV内部に潜入し、迎撃する連邦軍MSとの戦闘によって、平和なコロニーは一転して戦場と化していく。戦火の中、フロンティア学園の生徒であるシーブック・アノーは、幼なじみのセシリー・フェアチャイルドら学園の仲間と共に、シェルターへ避難しようとしていた。しかし、死地を乗り越え、ようやく宇宙港に辿り着いたシーブックたちの前に現れたのは、クロスボーン・バンガードのMSだった。彼らの目的は、ロナ家の血を引くセシリーを連れ帰ることにあったのだ。迎えに来た兄と共に友人たちのもとを去るセシリー。その後、脱出したシーブックたちはスペースボートでフロンティアⅠに辿り着いていた。 フロンティアⅠでクロスボーン・バンガードの追撃を逃れた練習艦スペース・アークに助けられたシーブックは、そこで母親が開発していた新型MSF91ガンダムと出会う。しかし追撃の手はついにスペース・アークにも及び、シーブックはF91で出撃。初戦闘ながらクロスボーン・バンガードのMS部隊を退けるのだった。 その頃セシリーは、ロナ家の女として生きることを心に決め、フロンティアIVで行われるコスモ・バビロニアの建国式典に参加しようとしていた。建国式典の前夜、コロニーに戻り、セシリーと再会するシーブック。しかし、彼女の決心を覆すことはできず、再び離ればなれとなってしまう。 そして、再び始まるクロスボーン・バンガードによるフロンティアⅠへの侵攻。そこで、敵と味方という立場になってしまった二人は、それぞれがMSパイロットとして戦場で再会する。しかしその進行作戦の裏ではセシリーの父である鉄仮面の巨大な陰謀が進行していた。 離ればなれとなったシーブックとセシリーは、再び通じ合うことができるのか? そして、鉄仮面が企てる陰謀の正体とは……?

  • Movies

    SPECIAL 0x8 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

    • June 11, 2021

    Following the collapse of the Republic of Zeon’s autonomy, the Earth Federation government declared an end to all wars. However, the absolute control exerted by the Earth Federation government has caused the system to decay. High-ranking Federation officials abuse their privileges and forcefully deport residents into outer space for speaking up against the government in a practice known as "Manhunting". The year is Universal Century 0105. In order to break the decayed system of the Federation, the secret society "Mufti" begins its operations.

  • Webisodes and Shorts

    SPECIAL 0x13 ALL THAT GUNDAM

    • January 1, 1989

Additional Specials

  • Webisodes and Shorts

    SPECIAL 0x6 20周年記念映像「The Impression of First GUNDAM」

    • August 1, 1998
    • TV Asahi

  • OVAs

    SPECIAL 0x7 機動戦士ガンダム 光る命 Chronicle U.C.

    • September 26, 2019
    • TV Asahi

    人気アニメ「ガンダム」シリーズの劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」(村瀬修功監督)が6月11日に公開されることを記念した動画「新編集版『光る命 Chronicle U.C』」がYouTubeで公開された。福井晴敏さんが構成、シナリオを担当した動画で、アムロ・レイとララァ・スンの視点で宇宙世紀を描く。「閃光のハサウェイ」のカットも使用されている。 「閃光のハサウェイ」の公式サイトでは、宇宙世紀作品の年表や人物相関図をまとめた「ガンダムざっくり年表」を公開。一年戦争、グリプス戦役、第一次ネオ・ジオン戦争、第二次ネオ・ジオン戦争、ラプラス事変/不死鳥狩りなどをまとめた。 「閃光のハサウェイ」は、1989~90年に富野由悠季監督が発表した小説が原作。宇宙世紀0105年を舞台に、第二次ネオ・ジオン戦争で苦い別離を経験したブライト・ノアの息子ハサウェイが新型モビルスーツ・Ξ(クスィー)ガンダムを駆って、地球連邦政府に反旗を翻す姿を描く。アニメは「虐殺器官」の村瀬さんが監督を務める。3部作。

  • OVAs

    SPECIAL 0x9 30周年記念映像 Gundam PERFECT MISSION

    • August 25, 2009
    • TV Asahi
  • Webisodes and Shorts

    SPECIAL 0x10 30周年記念映像 Ring of Gundam

    • August 29, 2009
    • TV Asahi
  • Webisodes and Shorts

    SPECIAL 0x11 機動戦士ガンダム戦記 アバンタイトル

    • September 3, 2009

    Mobile Suit Gundam Battlefield Record: Avant-Title (機動戦士ガンダム戦記 アバンタイトル Kidō Senshi Gandamu Senki Aban-Taitoru?) is an animated short from Sunrise done by Kou Matsuo. It serves as a prequel to the events depicted in the PlayStation 3 game, Mobile Suit Gundam: Battlefield Record U.C. 0081. It was released along with the Gundam 30th Anniversary Box in 2009.

  • Movies

    SPECIAL 0x12 機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島

    • June 3, 2022

    『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』(きどうせんしガンダム ククルス・ドアンのしま)は、2022年6月3日に松竹系で公開されたガンダムシリーズのアニメ映画。 監督は安彦良和。『 機動戦士ガンダム』テレビシリーズ第15話「ククルス・ドアンの島」のリメイク作品である。