松本潤潤演じる主人公が訳ありの年上美女に恋をするラブストーリー。大物俳優・航太郎（伊東四朗）の次男・大雅（松本潤）は、父と同じ俳優の道に進むが、仕事の依頼がない。ある日、大雅は気晴らしに出掛けたスカイダイビングで、着陸に失敗し、木に宙づりになる。そこへ、謎の美女・詩織（竹内結子）が通り掛かる。
偶然出会った詩織（竹内結子）に一目ぼれをした大雅（松本潤）は、詩織に子供がいると知り動揺。だが、詩織は航太郎（伊東）とのつながりで楠家の個人事務所で働き始め、大雅はますます詩織が気になっていく。一方、詩織は娘の海（小林星蘭）を連れて転校先の小学校へ。そこで海の担任になる大貴（沢村一樹）と出会い、大貴もまた詩織に一目ぼれしてしまう。
大雅は母・真知子（松坂慶子）から、「詩織と航太郎の不倫の証拠をつかんだ」と泣きつかれ、ショックを受ける。そんな中、俳優の仕事がない大雅（松本潤）は、同じ事務所の元有名子役の桜（桐谷美玲）の付き人を渋々引き受けることに。プロの女優としての桜の仕事ぶりを見た大雅は、桜への見方が変わる。
詩織（竹内）が抱える過去を知り、それまでの詩織の言動の意味を理解した大雅（松本）は、詩織のことを忘れようとする。一方、海（小林星蘭）は、大貴（沢村）が企画した水泳教室のお知らせを捨ててしまう。それに気付いた詩織は海を説得し、親子で水泳教室へ。そこで、監視員の手伝いに来ていた大雅と出会う。
大貴（沢村一樹）に招かれて、詩織（竹内結子）と海（小林星蘭）は楠家を訪れる。亡父・航太郎の部屋など家の中を案内した大貴は、詩織との結婚を妄想。会食を終えて、楠家恒例の人生ゲームを始めると、大貴の思いを知る母・真知子（松坂慶子）は詩織に大貴を勧める。大雅（松本潤）は詩織の幸せを願って、真知子に意見をする。
詩織（竹内結子）は亡くなった夫の実家に海（小林星蘭）と帰省し、夫の家族と休暇を過ごす。詩織が帰省から戻るのと入れ替わりで、大雅（松本潤）は真知子（松坂慶子）と出演する旅番組のロケへ。事務所に残った詩織は桜（桐谷美玲）から大雅が好きだと宣言され、戸惑う。その後、ロケから戻ってきた大雅は事務所で詩織と二人きりに。
キスを交わした大雅（松本潤）と詩織（竹内結子）だったが、海（小林星蘭）と二人で生きていくと決めていた詩織は、忘れてほしいと言って立ち去る。一方、大雅に思いを寄せる桜（桐谷美玲）は、真知子（松坂慶子）と大雅が出演した旅番組の記事を持って楠家を訪問する。その帰り道を大雅に送ってもらった桜は、大雅に好きだと告白する。
詩織（竹内結子）の亡き夫の弟・春樹（塚本高史）が海（小林星蘭）の誕生日を祝うため、詩織の家を訪問。一方、大雅（松本潤）は厳しい演出家が主催するワークショップに参加し、生き生きと演技の勉強に励む。大雅に届け物があった詩織は、その様子を見て心のこもった手紙を残すが、詩織の思いに気付かない大雅は混乱する。
詩織（竹内結子）と両思いであることを確かめ合った大雅（松本潤）は有頂天に。また、演出家・有栖川（石橋蓮司）の芝居のけいこで充実した日々を送る。だが、大雅がひそかに継ぎたいと思っていた父・航太郎の当たり役“風の銀次郎”の二代目を、大物俳優・高見（佐藤浩市）が演じることに。落ち込む大雅を詩織はなぐさめる。
詩織（竹内結子）と思いを確かめ合った大雅（松本潤）は、海（小林星蘭）に、詩織と結婚して海の父親になりたいと話す。だが、海は亡くなった本当の父親への思いから、大雅の申し出を受け入れられず、その場を走り去ってしまう。詩織は海を追い掛けるが姿を見失い、必死で捜す。海の気持ちが落ち着くまで、しばらく詩織と距離を置くことにした大雅は、ある場所へと向かう。
