嫁・李里香（相武紗季）に立ち向かうしゅうとめ・麻子（黒木瞳）の奮闘を描く。麻子は息子・優太（郭智博）と李里香の急な結婚に悪い予感がする。破談させようと自分たちとの同居という条件を突き付けるが、李里香は快諾。さらに家事などを完璧にこなす李里香に不信感を募らせ、恐れるようになる。
麻子（黒木瞳）は、息子・優太（郭智博）と嫁・李里香（相武紗季）の部屋で、手帳にずらりと書き込まれた男性の名前と名刺の束を見つける。しかし、李里香の詮索に夢中になるあまり、調理中の鍋を放置しボヤ騒ぎを起こしてしまう。そんな中、李里香が働きに出ると言いだし、麻子は猛反対する。
李里香（相武紗季）が水沢家全員に隠し事をしていたことが発覚し、麻子（黒木瞳）は直接問いただす。すると、李里香は経歴詐称を認め、「優太（郭智博）にばらしたいなら好きにすればいい」と言い放つ。麻子は夫・博行（石田純一）に相談しようと昼休みに会う約束をするが、そこである光景を目にする。
麻子（黒木瞳）は、家族の前で、李里香（相武紗季）が過去にキャバクラで働いていたと暴露する。ところが、博行（石田純一）も優太（郭智博）も、隠し事をしていた李里香ではなく、真実を追求した麻子を責める。そんな中、博行の会社で配給が決まっている映画が、映画祭グランプリ候補に選ばれる。
麻子（黒木瞳）は、自らつかんだ李里香（相武紗季）の過去の情報を刑事・呉竹（大地康雄）に話すため警察へ。一方、会社をクビになった優太（郭智博）は、李里香の知人男性が営むレストランでアルバイトを始めることに。やる気を見せる優太だが、李里香の異性関係を怪しむ麻子に猛反対される。
麻子（黒木瞳）は、李里香（相武紗季）が失踪した福本（市川勇）の名刺を持っていたことを博行（石田純一）に明かす。だが、証拠を見せようとしたものの、すでに李里香によって持ち去られていた。その後、麻子は李里香から海へドライブに誘われ、「お互いに全てをさらけ出しましょう」と仕掛けられる。
福本（市川勇）が失踪直前に泊まっていた旅館で女性と待ち合わせしていたことが分かり、警察が李里香（相武紗季）の元へ聴取にやって来る。麻子（黒木瞳）は李里香を信じようと心に決めていたものの、疑念は拭えなかった。さらに、呉竹（大地康雄）は詳しい話を聞くため、李里香を署に連行する。
呉竹（大地康雄）は失踪中の福本（市川勇）が億単位の公金の横領に関与していた事実を知る。一方、帰宅した麻子（黒木瞳）は、台所にあった包丁が全て消えていることに気付く。次の瞬間、ひそかに家に侵入していた人物が麻子を襲撃。偶然帰宅した李里香（相武紗季）と麻子を人質に家に立てこもる。
優太（郭智博）が紆余曲折の末に李里香（相武紗季）との関係を修復し、ある重大な事を決意。それを受け、麻子（黒木瞳）は李里香に「あなたにこの家をお願いしたい」と告げる。そんなしゅうとめの真意がつかめず戸惑う李里香に、麻子は驚がくの事実を告白。麻子が必要以上に李里香を疑う理由が明かされる。
