たびかさなる延期にがまんができず、打ち上げを強行させたゆかり。 しかし、ゆかりの乗るオービター(宇宙船)タンポポは、 予定の軌道からおおきくそれてしまっていた。 管制室が帰還プランを検討する中、さらに予想外のトラブルが発生。 ゆかりははじめての船外活動にまで挑戦するはめになってしまう。 広がる銀河の美しさに感動するゆかり。だが状況は絶望的だった。 生命維持装置が限界に近づくゆかり。「こんなバイト、やめときゃよかった・・・」 はたしてマツリたちに、ゆかりを救出する手段はあるのだろうか・・・!?
なんとか地球への帰還をはたしたゆかりとマツリ。だがふたりが目にしたのは、 オービターをびっしりと取り囲む女子高生の大群だった。 よりにもよってゆかりの母校、ネリス女学院の中庭に着水してしまったのだ! うんざりするゆかり。さらには、宇宙実験用の金魚に不調が。 あせるゆかりに遠慮がちに声をかけたのは、見るからにおとなしそうな外見の、 優等生で知られる1年生の少女・三浦茜(みうらあかね)だった。 てきぱきと金魚を救う手際と、茜の澄んだ瞳に、 ゆかりは思わず基地へ見学に来ないかと誘ってしまう。
本当にゆかりを追ってアクシオ島にまでやって来てしまった茜。しかも、自分も宇宙飛行士になりたいと言うのだ。あせるゆかり。 約束の有人飛行を果たし、あとは父・寛をひったてて日本に帰ればOKだったはずのゆかりだが、取りあえず、茜をさつきたちの魔の手から守る為に、基地に残る事にする。 ずっと優等生で生きてきた自分の殻を破りたい。宇宙へ行きたい。想いをかたる茜。そんな茜の姿に、ゆかり・マツリも心を動かされ、きっと一緒に宇宙へ行こうと約束をする。・・・だが、茜の体力は、てんでダメであった。 はたしてこれで適性試験にパスできるのだろうか!?
茜の体力のなさに業を煮やした那須田は、ジャングル単独踏破訓練をこなせば合格、という乱暴なカケに出た。 邪魔が入らぬよう、茜は不合格になって日本へ帰ったという嘘を、さつきに知らされたゆかりは、すっかり落ち込んでしまう。 一方、茜は全力を尽くし、基地を目指してジャングルをさまよっていた。 だが、慣れない熱帯のジャングルの過酷さに、刻一刻と時間は過ぎていく。 食料もつき、空腹と疲労にとうとうへたり込んでしまう茜。 「ゆかり先輩、ごめんなさい。やっぱりあたしには無理でした・・・。」
晴れてSSA第三の宇宙飛行士となった茜は、ゆかりとマツリとともに訓練に明け暮れる。 那須田は、宇宙飛行士が増えた事と二人乗りオービターを完成させた事によりSSAの機動力が向上した事をマスコミにアピールする。 同じ頃、はるか軌道上では、スペースシャトル・アトランティスが冥王星探査衛星オルフェウスの打ち上げトラブルに見まわれていた。 那須田は、これ幸いと、NASAに対して協力を申し出る。 SSAが誇る女子高生宇宙飛行士たちの、第2のミッションが動き始めたのだ!
冥王星探査衛星オルフェウスを救う為、ゆかりと茜は軌道上のスペースシャトル・アトランティスへと向かった。ふたりの見事な手際と、スキンタイト宇宙服の キュートさに 思わず見とれるシャトルの面々。しかし、NASAのミッションスペシャリスト・ノーマンは、助けられることをこころよく思わず、ゆかりといがみあう。 船体のすきまに入り込んだ コントロールバルブを回収するミッションが始まるが、バックパックがつかえて奥に進めない・・・ もうオルフェウスを救う方法は無いのだろうか? 「ゆかりさん、わたしにやらせて下さい」「・・・茜?!」。
相次ぐトラブルにより、オルフェウスは大幅に軌道をそれて発進してしまった。 オルフェウスを救うには、アポロ計画以来前人未踏の高度3000キロメートルに挑戦するしかない! ゆかりと茜の決意に応える為、懸命にシミュレーションを繰り返し、プランを立てるSSAとNASAのスタッフ達。 そして、何もかもがイレギュラーな緊急ミッションが始まった。果たしてゆかりと茜はオルフェウスとのランデブーに成功し、地球へ帰還する事ができるのだろうか?