――いらない。この方の傍に居る権利以外、何もかも。
雛菊が帝州での春顕現を進める中、さくらの心は乱れていた。
十年前、雛菊が攫われる原因となった冬の里襲撃事件。
責任の一端を負っている冬主従の存在を、主が憎むことなく慕う言葉を言い続けるからだ。
さくらは再び過去を追走する。
主が賊に誘拐されてから、さくらは冬の里に身を寄せるも、ある日飛び出し、一人で健気に雛菊を探していた。そこでもたらされる雛菊の帰還の報は、さくらに歓喜をもたらしたが、同時に悲劇の始まりでもあった。
「もとの、ひなぎく、は、死んじゃった。今の、ひなぎく、は、ちがうひと」
機械のような辿々しい喋り方をする雛菊。
「みんな、『あの子』が死ぬの、待ってた、んでしょ。なら、そうしてあげる。そのうち、今の雛菊も、死ぬ、から、放って、おいて」
あまりにも世の中に絶望し、自暴自棄になっている彼女に、さくらはそれでも告げる。
「さくらの還る場所は、一つです」
代行者の始まりの物語は、以下のように続く。
――厳しい暑さの夏は自分を疎んだ大地への嘆き。
段々と生命の死を見せていく秋は自分をまた受け入れてもらう為の時間として。
大地がそれを受け入れたので、季節は春夏秋冬と巡るようになったのである、と。
Sakura reflects on her reunion with Hinagiku and the challenges they overcame to begin their journey.
Hinagiku se siente en un cuerpo ajeno, pero Sakura se niega a aceptarlo y hará lo que sea para no dejarla ir.
Mais um pouco do passado de quando Hinagiku foi sequestrada é revelado.
Sakura et Hinagiku pique-niquent au bord de l'eau. Pourquoi l'agent du printemps tient-il tant à M. Rôsei ?
Sakura erinnert sich an die langen und beschwerlichen Jahre, in denen sie nach Hinagiku gesucht hat.
Mentre Hinagiku continua a manifestare la primavera, Sakura ha bisogno di un po' di conforto.
Сакура не щадя себя продолжала поиски Хинагику, но в итоге нашла её там, где не ожидала…
.تتذكر ساكورا تغيّر هيناغيكو بعد العثور عليها، وتتمسك بالبقاء معها رغم الألم، بينما يُكشف ماضي اختفائها
樱回想起与雏菊的重逢,以及她们为了开启旅程而共同克服的重重挑战。
Sakura wraca wspomnieniami do ponownego spotkania z Hinagiku. W ciszy reflektuje nad wszystkimi przeciwnościami losu, które obie musiały pokonać, by ostatecznie móc wyruszyć we wspólną podróż.