はつみ(田中美里)が志方家に謝罪に訪れた。志方(遠藤憲一)の目の前で、雪子(田中美佐子)に土下座するはつみ。額を床にすりつけるようにして謝罪するはつみだったが、「一生罪を背負って苦しんで下さい」と突き放す雪子。更生や謝罪など、そんなもの私たちには一切届かないのだと。はつみが帰った後、雪子は志方に問いかける。「あなたはもう、許したの?」何も答えられない志方に、娘を連れて実家に帰ることを告げ、雪子は出て行った。広い家に1人取り残される志方――もう何もかも、取り返しがつかないのだ。