クリスマスが近づき、照子(風吹ジュン)と瑠衣(夏木マリ)は八ヶ岳での残りの日々を惜しむように過ごす。二人が出て行くことに納得のいかない譲二(山口智充)。依子(福地桃子)の妊娠がわかり瑠衣は大喜びし、自分がかつて離別した娘のことを思い出す。これまでの人生を振り返り、これから先の人生への期待に胸膨らませる二人。だがその頃、照子の夫・寿朗(大和田伸也)が、ついに二人の行方を探り当てようとしていた。