Home / Series / 砂の器 (2004) / Aired Order / Season 1 / Episode 8

聞こえてきた父の声

迫り寄る捜査の手に怯えながら、和賀(中居正広)はいつのまにかピアニカを抱えたまま眠ってしまっていた。 そんな中、亀嵩に迷い込んだ親子が“大畑事件”の犯人・本浦千代吉(原田芳雄)であることを知った今西(渡辺謙)は、本浦親子の故郷である石川県へと向かう。 現地に着くと、そこは一面ダムであった。彼らが住んでいた大畑村は、事件の直後にダムの底に沈んでしまったのだ。今西は、村に住んでいた住民に話を聞きに行くが、本浦千代吉の名前を出すと誰もが「千代吉は鬼だ」と言って、顔色を変えて去ってしまうのだった…。今西は、村人が負っている傷は一体何なのか、ダムを見つめながら考えていた。 一方あさみ(松雪泰子)は血のついたコートを部屋に隠し、家の前で張り込みをしている刑事に怯えていた。そして今西に1月4日の夜のことを聞かれた唐木(松岡俊介)と宮田(岡田義徳)は、あの日の夜和賀とあさみに何があったのか、気になっていた。  翌日、田所(夏八木勲)に呼ばれた和賀は『宿命』がサミットのオープニングセレモニーの曲として選ばれたという報告を受ける。「その時はサミット用に曲をアレンジしてもらうことになるかもしれない」と言われた和賀は、複雑な心境で田所に笑顔を返した。 マンションで和賀が作曲に打ち込んでいると、綾香(京野ことみ)が部屋に来る。 和賀の誕生日を一緒に祝おうと、ケーキを持ってやって来たのだった。しかし和賀はそんな綾香に「帰ってくれ」と怒鳴りつけてしまう。ショックを受けた綾香は和賀の言う通り部屋を後にするが、その帰り道に張り込みをしている吉村(永

日本語 English
  • Originally Aired March 7, 2004
  • Runtime 45 minutes
  • Network TBS (JP)
  • Created September 17, 2011 by
    Administrator admin
  • Modified December 26, 2021 by
    jumboant