家康を上洛させたいと意地になっている秀吉は、重臣人質の条件を引っ込め、婚儀の仲というだけの無条件和睦を申し入れてきました。一方、心ならずも嫁ぐ決意をした朝日姫の涙を見た秀吉は、家康の三男長松丸を養子に迎えるように勧め、母の大政所を慰めに行かせると約束します。家康と朝日姫の婚儀は浜松城で行われました。4か月後、秀吉から大政所訪問を伝える使者が来ます。家康は三河の意地を通せたとして上洛を決意します。