はじめは美雪、剣持警部と共に羽田行きJAM377便に搭乗する。この時、はじめは空港で迷子になり、サングラスをかけ、ヒゲを蓄えた機長の志田智明に旅客機まで案内してもらう。はじめたちはエコノミークラスを予約するがダブルブッキングが判明し、はじめと美雪はスーパーシートに代わりの席を用意してもらう。スーパーシートには明智警視が偶然乗り合わせていた。離陸後、志田の機内アナウンスに明智が反応。明智は研修で米・ロスに滞在した時に志田と知り合ったという。 はじめはCAの加賀谷唯と桃山灯のヒソヒソ話を偶然耳にする。この便は出発前にテロ予告が届いていた。だが異常が見つからずに通常通り離陸したらしく、はじめは剣持にテロ予告の事を報告する。この便のスーパーシートには不倫騒動で話題になっている女優の石田麻利亜、エコノミークラスには有名なカメラマンの大越豊が乗っていた。午後2時10分、エコノミークラスの後方から煙が立ち込め、はじめは爆弾かもしれないとテロを警戒。剣持は煙の正体を確かめに行き、はじめは明智を呼びに行く。 乗客が動揺する中、副操縦士の小金井守の機内アナウンスが流れる。操縦は小金井が担当し、志田は状況の説明に向かうという。そして、操縦室から口元をハンカチで覆ったサングラス姿の志田が現れる。剣持は煙の元を発見するが、それは数個の煙玉だった。剣持は悪質なイタズラと判断する。パーサーの関口忍が機内アナウンスで煙の原因を乗客に伝え、志田は操縦室へ戻っていく。騒ぎが起きてから10分経ち、時刻は2時20分になっていた。この後、志田に命じられた小金井が乗客の様