第119回 「昭和25年(1950)国連軍創設・警察予備隊設置」

昭和25年6月、北朝鮮軍が突如38度線を越えて韓国に侵攻し、朝鮮戦争がぼっ発。韓国軍は総崩れとなり、侵攻からわずか3日でソウルが占領される。この動きに対してアメリカは軍事介入を決断。さらに、ソ連不在の国連安全保障理事会で、国連軍の創設が決まり、朝鮮半島の内乱は、世界を巻き込んだ戦争へと一気に拡大していく。アメリカは、戦場に近い、日本に駐留していた陸軍を派兵。進駐軍がいなくなった日本国内の治安維持の名目で、自衛隊の前身となる警察予備隊が設置される。そしてアメリカは、対日講和に向けて本格的に始動。第二次世界大戦で日本と戦った国との講和交渉の協議開始を指示。そのルールとなる対日講和7原則が発表される。そのころ、朝鮮半島では北朝鮮軍の進撃に国連軍は各地で敗退。半島の南端にまで追い込まれる。そんななか、国連軍司令官を務めるマッカーサーは、大規模な反撃作戦を計画していた。

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  • Originally Aired February 26, 2022
  • Runtime 46 minutes
  • Network BS-TBS, BS-TBS 4K TBS (JP)
  • Created February 19, 2022 by
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  • Modified February 19, 2022 by
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