いつもバスに乗(の)りおくれて遅刻(ちこく)してしまう会社員(かいしゃいん)の川上さん。今日はぎりぎり間に合ったが、なんと乗るバスをまちがえていた。気づかずに、いつもとはちがう風景(ふうけい)を新鮮(しんせん)な気もちで楽しむ川上さん。やがてバスは、どんどん会社とはちがう方向(ほうこう)へすすんでいく。たどりついたばしょで川上さんはいったい何を思うのか。