ある朝、おじゃる丸のせなかに蝶(ちょう)のようなうつくしい羽(はね)が生えていた。千年に一度(いちど)この世(よ)のおしまいがやってくるときにチキュウをまもる、えらばれし者(もの)に生えてくる“勇者(ゆうしゃ)の羽”らしい。とはいえ、うまく飛(と)べないおじゃる丸は、電ボと特訓(とっくん)をはじめる。果(は)たして、この世のおしまいからチキュウをすくうことができるのか?