1985年8月12日、運命の日。群馬県の地方新聞記者・悠木和雅(佐藤浩市)は魔の山とよばれる谷川岳の衝立(ついたて)岩の登頂に同僚と挑戦するはずだった。しかし、それは突然絶たれる。もう一つの聖なる山がたちはだかったからだ…。群馬県御巣鷹山の日航ジャンボ機墜落事故から20年。横山秀夫のベストセラーを原作に、未曾有の大事故を報道する地元新聞記者たちの興奮と混乱に満ちた1週間を描く。