治験を開始した園田絵里(宮﨑優)が最初の投薬を受けて1カ月――。予想以上の効果が出て、病状は快方に向かい始める。担当医・春木奈緒(榮倉奈々)の報告に、絵里と兄の修司(赤楚衛二)は大喜び。奈緒は、絵里から修司の新しい家に行きたいから外泊許可を出してほしいと懇願される。 治験を推し進める日本有数の名医・沢辺祐二(仲村トオル)に相談し、絵里の外泊を許可した奈緒は、修司が絵里のベッドを準備するのを手伝うことに。冗談を言って笑い合う、そんな楽しいひとときを過ごす2人――。 医師と患者の家族は近づきすぎてはいけない…頭では理解しているものの、修司と一緒にいると心がほぐれていく――。奈緒が穏やかな気持ちで帰宅すると、そこには母・令子(原田美枝子)と、なぜか兄・亮介(木村達成)がいた。激しい怒りがこみ上げ、声を荒らげる奈緒だが、兄妹の和解を望む令子から、亮介が姿を消して以降、18年間隠してきたという衝撃的な秘密を打ち明けられて…。 そんな中、待望の外泊日を迎えた絵里は、修司に病気のせいで卒業できなかった学校に連れて行ってほしいと頼む。すると、出発しようとした2人の前に奈緒が現れ、心配だから自分も同行するという。そんな奈緒をうれしそうに受け入れる修司に、絵里はモヤモヤ。楽しそうに言葉を交わす2人の姿を目の当たりにし、激しく嫉妬した絵里は、突然「海に行きたい」とワガママを言い始める。そして海に着いた途端、全力疾走! 慌てて制止しようとした奈緒と修司に、「わかってないくせに! 私のことなんて、何も!!」と、ひとりで抱えてきた不安や孤独、行き場のない不満をぶちまけるのだが…!? 一方、汐見崎警察署の刑事の山本旺志郎(高橋克実)は、修司の家の火災以降、リゾート開発に向けた土地買収が急ピッチで進んでいることを突き止める。この買収には亮介のディベロッパーが関わっており、点と線がつながり始め…!