下校した加津子(椎野愛)が蝶子(古村比呂)に、今日は学校で絵を描いたと報告する。ちょうど仕事先から帰ってきた要(世良公則)がそれを耳にし、加津子に音楽も好きになってほしいと、バイオリンで一曲披露することに。だが、思うように弾くことができない要は、それをバイオリンの調子が悪いせいにする。そこで加津子は、お向かいの大工・中山音吉(片岡鶴太郎)のもとにバイオリンを持ち込み、修理を頼むのだが…