小学校に呼び出された蝶子(古村比呂)は、加津子(椎野愛)が大工の音吉から借りた道具を学校に持ち込み、そこら中に線を引いたり釘を打ったりしていると知らされる。担任の教諭は、加津子を厳しくしつけ、注意するよう蝶子を諭す。だが蝶子は、かつての恩師・神谷容(役所広司)に相談し、加津子を叱るのではなく優しく見守ることにする。ところが加津子の行動はますます学校で問題視されてしまい…