40℃を超える酷暑が日本各地を襲い、最盛期を迎えたトマトやキュウリなどの夏野菜に影響を及ぼしている。不作となれば農家は収入源を失う一方、野菜価格は高騰。物価高に苦しむ消費者の家計にも追い打ちをかけることに。そんな中、野菜を新鮮なまま長期保存をする新たな冷蔵技術が生まれていた。その名は「ゼロコ」。保管庫内の温度を約0℃、湿度を100%近くに保つことで、野菜や果物が最大1年もの間、採れたてに近いで状態で保存できるというのだ。収穫期に、採れすぎたら廃棄し、価格を調整してきた日本の農業。ゼロコを活用して、最盛期に大量の野菜を保存し、不作時や災害時に販売することで、供給量を調整し、販売価格と農家の収入の安定を実現しようと奮闘する人たちを追った。そんななか7月28日、巨大なゼロコを設置したばかりの熊本県で震度7の地震が発生。ゼロコで農家や消費者を救うことはできるのか、その真価が問われることに。食の未来を変える"農業革命"の全貌に迫る。