正守は限の経歴を良守に語り始める…。限は妖混じりとして生まれたため、家族や周囲に溶け込めなかったが、ただ1人、姉の涼(りょう)だけは別だった。涼は限をかわいがり、限が友人を殴った時は一緒に相手の家まで謝りに行った。だが、限はその友人を大ケガさせる事件を起こし、父親はある団体に限を引き取って貰う事を決断。父親が考えた末に出した決断だったため、涼もそれを受け入れる。その時、限は10歳だった。 話を聞いた限は家を飛び出し、翡葉がその様子を携帯で正守に報告。限を引き取る団体は夜行だった。涼が守ってくれなかった事にショックを受けた限は、森で暴れ回り、制止しようとする翡葉を振り切る。この後、涼は森の中にいた限に謝罪し、どこにも連れて行かないと約束。だが、興奮した限は近づいてきた涼に爪を振り下ろしてしまう。駆け付けた正守は救護班を手配して限の後を追う。限は声をかけてきた正守に攻撃を仕掛ける。 正守は肩に傷を負うが、絶界を発動して限は閃光に包まれる…。夜行の屋敷で目覚めた限は、自分の体につけられた炎縄印に気付く。この炎縄印は正守がつけたもの。正守は力を解放しようとすると体中が炎で焼けるような痛みが走ると限に説明する。続けて、正守は涼が一命をとりとめた事を限に伝え、力の使い方を訓練する事を命じる。夜行の面々は限を温かく迎え入れ、花島亜十羅(はなしまあとら)が限の指導役を務める事に。 だが、亜十羅の何気ない一言に反応した限は部屋を飛び出す。正守が後を追って叱りつけると、限は変身し始める。だが、燃え上がる炎縄印の苦痛に変身を断念。その
Name | Type | Role | |
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Yoichi Kato | Writer | ||
Miyusa Kishimoto | Writer | ||
Kenji Kodama | Director |