片手だけつないで

With graduation's onset, Sei and Shimako remember the events which led them to become soeurs in spite of their many complex obstacles and reservations. The two of them ultimately form a deep and healthy relationship without becoming codependent.

春風の中、聖さまは志摩子と出会う。栞を思い出させる少女に聖さまは一目ぼれしてしまう。 新入生歓迎会の途中、入学したばかりの志摩子は聖さまを意識する。 一週間後、志摩子は由乃の誘いで山百合会本部“薔薇の館”に連れてこられる。蓉子さまは身軽な一年生に白羽の矢を立てて、生徒会の仕事を手伝って欲しいとの理由で志摩子を呼び出したのだが、聖さまは志摩子を拒否してしまう。 数日後、祥子さまは志摩子を“妹”にしようとするが…。