旅の途中、幼いころから知っている眠くないのささいな振る舞いの変化に、違和感を抱き始めるエリー。言葉にできないまま、夜の長い国へと足を踏み入れる。そこは青い花が咲き誇り、“夜”そのものをまつる美しい国で、年に一度の祭典“ヴァルプルガ・イブ”の準備が進められていた。しかしその影で、眠くないは不穏な空気を感じ取る。夢に忍び込む“何か”がささやくとき、この世界の秘密が少しだけ解き明かされていく。