昔から次々におはようと声をかけられる人気のある沙麻代。そんな沙麻代を木陰から見つめる折目正。手には渡そうと決めたラブレター。意を決して沙麻代に言い寄るが、言い出せずに逃げ帰ってしまう。折目は祖父の仏壇を前に悶々と悩んでいると、母に声をかけられたため、慌てて位牌の裏にラブレターを隠した・・・。