高血圧で対策が必要な人は推計で4300万人。心筋梗塞や脳卒中など深刻な病気につながる。しかし、症状が少ないため放置する人が多く、適切に血圧管理ができていない人は7割に上るとされる。そうした中、いま「手軽な」「効果的な」対策が次々登場。通院しなくても血圧データを管理しオンライン診療も受けられるアプリや、減塩ではなく、野菜に含まれるカリウムを多く摂取し塩分を排出する食事法。対策の最前線を追う。