秋の味覚くり。西日本一の産地である熊本県を訪ねると、山深い急な斜面にくり畑を発見。日当たりがよく、昼夜の寒暖差が大きいことが、くりを甘くしてくれるのだそうです。 熊本県内で最もくり栽培が盛んなのが山鹿市。山の斜面に植えられたくりの木は、樹高を低く、枝を横に広げるように栽培。日光をたっぷり浴びることで甘いくりの実が育つのだそうです。山の中で育てる苦労の一つがイノシシによる食害。畑を、なんと4キロにもわたってフェンスで囲い、防御しています。山鹿市では特産のくりをアピールするため9月から11月まで“スイーツフェア”を開催。和・洋のさまざまなデザートを満喫できます