ある夜、「かわせみ」に長七(ハナ肇)とお糸(坂上味和)の親子が一夜の宿を求め、るい(真野響子)は部屋を提供する。長七は足を怪我していて、どうやら刀傷らしい。時を同じくして、あちこちで旅籠が襲われ、人が命を落とす事件が連続して起きていた。東吾(小野寺昭)たちの調べで、旅籠を襲った連中は川船も襲っているらしいことがわかり、さらに、最近足抜けをしようとした者がその中にいることも明らかになる。