小学一年生にして退学の危機に瀕した加津子(椎野愛)。要(世良公則)は学校に頭を下げ、退学を避けるべきだと考えるが、蝶子(古村比呂)はいっそ退学させ、新しい学校で加津子の良い面を伸ばしてあげたいと考える。蝶子はみさ(由紀さおり)のように加津子にどこまでも寄り添う覚悟だった。すると、神谷(役所広司)が童話作家仲間から、子どもの目線で教育を実践する先進的な小学校があると聞き、蝶子の元に駆けつける。