蝶子(古村比呂)が長女・加津子(椎野愛)とともに新しい学校の面接に出かけて半日が過ぎようとしていた。心配する要(世良公則)ら家族たち。面接の結果が待ちきれない神谷(役所広司)やお向かいの大工・中山音吉(片岡鶴太郎)・はる(曽川留三子)夫妻も一緒に帰りを待つ。ようやく帰ってきた蝶子は、安堵の表情を浮かべ、入学が決まったと報告する。加津子は校長先生とふたりきりで4時間もお話をしたのだと聞き、皆は驚く。