昭和16年、8月。蝶子(古村比呂)の所には、みさ(由紀さおり)から野菜が届く。仕事を選り好みする要(世良公則)の収入が不安定で、やり繰りに苦労している蝶子にはありがたい仕送り。向かいのはる(曽川留三子)や富子(佐藤オリエ)の所にもおすそわけしていると、はるから、加津子(椎野愛)の様子がおかしいと言われる。その夜加津子は、脚が痛いと泣き出して、翌朝医者に連れて行くと、慢性関節リュウマチと診断される。