ゆでたメレンゲにクレーム・アングレーズソースとキャラメルを添えていただく、<ウフ・ア・ラ・ネージュ>。フランスでコース料理の最後に登場するデザート菓子だ。3代続く作曲家一家に生まれた服部隆之さんにとって、ウフ・ア・ラ・ネージュは、「父の音楽そのもの」だという軽やかなデザート。父と初めて食べた、パリ留学時代の思い出もたっぷり詰まっている。ヘンゼルは初めて!メレンゲをゆでるぞ!