黒芒楼の会議室では、白が烏森をさらに詳しく調査するように壁闇に指示を出す。そして、牙銀亡き後の実行一部は牙銀の手下だった左金(さこん)が指揮する事に決まる。左近は牙銀の無念を晴らすため、烏森奇襲の許しを請うが、白は許可を出さない。この後、火黒は会議室を出た左金の前に現れる。火黒は烏森を襲撃するように左金を煽るが、良守だけは自分の獲物なので手を出すなと告げる。 夜行では、正守、亜十羅らが棺を囲んで限の死を悼む。この後、限と同年代の秋津秀(あきつしゅう)と八重樫大(やえがしだい)は最後の別れに現れなかった影宮閃(かげみやせん)を見つけて声をかける。だが、影宮は素っ気ない態度を取る。影宮は限が過去に仲間の章樹(しょうき)を必要以上に痛めつけた事を快く思っていないのだ。影宮は限が妖退治の時に自分たちの意見を無視し、勝手な行動を取った事を回想する。 正守は良守を連れ、限の葬儀が営まれる志々尾家を訪問。だが、姉の涼は2人の弔問を拒絶して追い返す。立ち去る前、正守は涼が送り続けていた限への手紙を涼に手渡す。限は涼の手紙を受け取る事ができず、正守が預かっていたのだ。涼は限に謝罪の気持ちが伝わっていなかった事にショックを受ける。帰り際、良守は、限が姉に謝りたいと話していた事を号泣する涼に伝える。さらに良守は限のやさしさを熱心に語る。すると、涼に限の友達かと良守に質問。良守ははっきり肯定すると、その場を走り去っていく。 その夜、白は扇一郎の別邸を訪ねる。扇は夜行の足止めしたにもかかわらず、限を倒しただけで退却した事に失望する。だが
Name | Type | Role | |
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Miyusa Kishimoto | Writer | ||
Yoichi Kato | Writer | ||
Kenji Kodama | Director |