All Seasons

Season 1

  • S01E01 「ツイてなきゃ、ただの死体だ。」

    • April 15, 1979
    • Nippon TV

    政治家の秘書が殺された。そのままだと、キャップが「いちばん怪しい人」になってしまう。警察とヤクザのあいだで右往左往しながら、「運の悪さ」って、だいたい他人の都合で決まるんだなあ、と気づく回。クマの足音が近い。

  • S01E02 「五千万って、人の心をおかしくする数字。」

    • April 22, 1979
    • Nippon TV

    お嬢さんと、ヤクザと、五千万。紙の数字に、みんなの人生がひっぱられていく。守りたいのはお金か、人か。そのあいだでキャップたちがバタバタしている。五千万円より、いまはクマから五メートル離れたい。

  • S01E03 「ステージの上には、罪も上がる。」

    • April 29, 1979
    • Nippon TV

    売れかけの歌手が、殺人犯にされそうになる。声がきれいな人ほど、人生のノイズは大きいのかもしれない。ファンとマネージャーと、ひねくれた運命。ステージのライトの外で、クマだけが本気の顔をしている。

  • S01E04 「公園のベンチは、宝箱のフタでもある。」

    • May 5, 1979
    • Nippon TV

    公園で話しかけてくるおじさんは、ときどき物語の入口だ。クラブの社長、元射撃選手、よごれた金。キャップは「ひまつぶし」のつもりで座ったベンチから、とんでもないヤマに引きずり込まれる。ベンチの向こうで、クマが銃をチェックしている。

  • S01E05 「モテる男ほど、だいたいロクな死に方をしない。」

    • May 12, 1979
    • Nippon TV

    麻薬Gメンの美女と、ヤクザの妹。やたらモテるときほど、人生の足元はぐらぐらする。キスと銃声が、だいたい同じ距離にある回。恋か、死か、その中間でキャップはふらつく。クマにはモテたくない。

  • S01E06 「フィクサーは、運命の脚本家みたいな顔をしている。」

    • May 19, 1979
    • Nippon TV

    「全部、裏で決めてますよ」という男と、その下でビクビクしている若い部下たち。キャップは、誰の命が「カット」されるのかを見極めなきゃいけない。人生の編集権を、他人に渡すとロクなことがない。いま僕の人生を編集してるのは、銃を持ったクマだ。

  • S01E07 「不動産屋は土地を動かし、暴走族は人生をこすり減らす。」

    • May 26, 1979
    • Nippon TV

    地上げ屋の社長と、甘やかされた息子と、バイクで走り回る若者たち。街の地図を塗り替える大人と、道路に傷をつける子ども。どっちも、あとで後悔するタイプだ。キャップはその真ん中で、ブレーキのきかない人間たちをながめている。後ろではクマもノーブレーキ。

  • S01E08 孫になりたい男たち。」

    • June 2, 1979
    • Nippon TV

    大金持ちの「おじいちゃんの跡継ぎ」になりたい男が二人。本物かニセモノか、という話に見えて、結局は「誰を本気で好きになれたか」という話になる。家族のフリと、家族になってしまう瞬間。クマには絶対、親族になってほしくない。

  • S01E09 「犯行も、ワンパターンになるとバレやすい。」

    • June 9, 1979
    • Nippon TV

    不動産屋の社長が、銀行強盗までワンパターンにやってしまう。見ているうちに、「あ、また同じ間違いしてるな」とわかってくる。人の悪事にもクセがある。そのクセを見抜くのが、探偵の仕事なのかもしれない。僕はいま、クマの「追いかけグセ」に気づいている。

  • S01E10 「特ダネと命は、天秤にかけちゃいけない。」

    • June 16, 1979
    • Nippon TV

    悪徳女探偵と、汚れた建設会社と、政治家。スクープを追いすぎると、自分がニュースになってしまう。知ることと、助かること。その二つが同時に手に入る日は、なかなか来ない。クマはインタビューお断り。

  • S01E11 「強い刑事にも、泣きたい夜がある。」

    • June 23, 1979
    • Nippon TV

    刑事の恋人が、ヤクザと病院と事件のまんなかに立たされる。ゴリラみたいな奴が泣くとき、そばにいる人間はどうすればいいのか。強がる人ほど、守るものが多い。クマは強がらなくても強いからズルい。

  • S01E12 「キスの位置に、引き金がある。」

    • June 30, 1979
    • Nippon TV

    夫婦のあいだに、保険金と、知られたくない秘密がはさまっている。キャップは、キスを引きよせるのか、銃口を遠ざけるのか。愛してると言いながら、相手を追い詰める人間はけっこう多い。クマに抱きしめられたら、それは愛じゃなくて事故だ。

  • S01E13 「死刑台は、だいたい誤解から始まる。」

    • July 7, 1979
    • Nippon TV

    ヤクザの組長と、その下で動く真犯人。キャップが「やったことになっている」世界線と、やってない世界線。そのあいだにいるのは、古いマンションの老婦人ひとり。覚えていてくれる人がいるかどうかで、人は生きのびたり、終わったりする。僕は、クマの顔を忘れたい。

  • S01E14 「リッチ・マンは、いつも誰かのシナリオにいる。」

    • July 14, 1979
    • Nippon TV

    大物フィクサーと、その周りを回る女と取り巻きたち。豪華な部屋ほど、窓の外は寒い。金持ちの「幸せ」は、見ているほうが心配になるときがある。キャップはそこに、ちょっとだけ正気を持ち込もうとする。クマには金もスーツもいらない。ただ追うだけだ。

  • S01E15 「劇的な最期を望む人は、だいたい途中が雑。」

    • July 21, 1979
    • Nippon TV

    売れない作家と、その影武者。ヤクザに締め切りを決められたら、人はどんな小説を書くのか。人生のラストシーンだけカッコよくしようとしても、前半がスカスカじゃもったいない。クマに追われながら書く原稿は、たぶん名作にならない。

  • S01E16 「キャンプ場には、だいたい何かが埋まっている。」

    • July 28, 1979
    • Nippon TV

    銀行員の女性と、キャンプと、車とお金。自然の中に来ても、人間はちゃんとトラブルを持ち込む。木々の間を抜ける風より、ブレーキの音のほうがうるさい夜。キャップは焚き火の火を見つめながら、「都会より命がけだな」とつぶやく。僕は、クマの足跡を見てため息をつく。

  • S01E17 「誘拐は、人質よりも大人の心をさらっていく。」

    • August 4, 1979
    • Nippon TV

    少女と、その母親と、中途半端なヤクザたち。「さらわれた」のは子どもだけじゃない。もう一度やり直したかった時間とか、言えなかったひと言とかも、一緒にどこかへ連れて行かれてしまう。キャップが追いかけているのは、人間の後悔かもしれない。僕はクマに追いかけられて後悔している。

  • S01E18 「次期社長という肩書きは、的のど真ん中に立つことだ。」

    • August 11, 1979
    • Nippon TV

    財閥の娘と、その父親と、会社を狙うヤクザ。スーツを着ているだけで、戦場がオフィスになる。家族の会議と、組の会議が、同じ顔つきになっていくのがこわい。キャップは、その真ん中で「人間」を探している。クマには肩書きがない。だから強い。

  • S01E19 「ターゲットにされた瞬間、風景が全部こちらを見てくる。」

    • August 18, 1979
    • Nippon TV

    組同士の争いの中で、キャップが「消してもいい人リスト」に入ってしまう。歩くたびに、窓ガラスや電柱が全部スコープみたいに見える。生き延びるってことは、世界の視線からなんとか抜けることなのかもしれない。クマの視線だけは、どこにいても刺さってくる。

  • S01E20 「さよならがうまく言えた日は、運がいい。」

    • August 25, 1979
    • Nippon TV

    ブラジル帰りの大富豪と、その妹と、財産を狙う男たち。アパートの管理人から銀行支店長まで、みんな少しずつ「さよなら」の準備をしている。お金とも、人とも、過去とも。うまく別れられたとき、人はちょっとだけ運が良かったと言えるのかもしれない。クマとも、いつか上手に別れたい。