「富士そば」や「小諸そば」など多くの立ち食いそばチェーンが駅周辺やオフィス街を中心に展開しているが、郊外中心に店舗を拡大し、そばチェーン店舗数1位となったのが「ゆで太郎」だ。運営するのは「ゆで太郎システム」という会社。もともと「ゆで太郎」を創業したのは「信越食品」。「ゆで太郎システム」はFC展開のために設立された会社だったが、現在では"元祖ゆで太郎"の23店舗を大きく上回る211店舗を展開している。立ち食いそばの枠を超え、独自の発展を続ける「ゆで太郎」の戦略に迫る。