公爵令嬢マリーアは末っ子ながらに跡取りとして育てられたが、弟が生まれたことにより急遽その役目を降りることに。 しかし、ムーロ王国内の貴族子息たちはすでに予約済み。 そこで遠縁の親戚・アイーダを頼って隣国のルビーニ王国へ留学し婚活に励んでいたところ、第一王子レナートから身に覚えのない婚約破棄を宣言されてしまう―。
婚活中のマリーアは、第一王子であるレナートに勘違いで婚約破棄宣言をされてしまう! 勘違いに気づいたレナートと、その側近ライモンドの謝罪を受け入れたマリーアは、帰りの馬車の中でアイーダの秘めた想いを知る。 後日、正式な謝罪のために招待された食事会の場で、卒業パーティーで行われた婚約破棄の真意が明らかになる。
レナートからプロポーズされたマリーア。婚約の話はトントンと進み、両家顔合わせの日を迎えた。淑女らしくふるまわねばと思案するマリーアは、城の中で迷子になってしまう。 見つかったマリーアは、同じく迷子になっていた王太后の愛犬とともに王族の前に姿を現すことになる。その様子を王妃は厳しい目で見つめていた―。
お茶会中の襲撃から王妃を守ったマリーア。突然の事態に騒然とするメイドたちをおいて、一人庭を後にして城内に向かうマリーアは、その途中レナートの従兄イレネオに声をかけられる。 模範的淑女であるアイーダをもって「女性の敵」と評されるイレネオの手の早さに呆れたマリーアはデートの誘いを一蹴する。
レナートとの婚約が決まり、故郷であるムーロ王国に戻ることになったマリーアは迎えの馬車に揺られていた。ライモンドによれば、国境近くは山賊が出る危険地帯となっているらしい……。ルビーニ王国に留学してからのことを思い返すマリーアは、急停止した馬車の衝撃で我に返る。
ムーロ王国に里帰りしたマリーアは、後継ぎになった弟、テオドリーコの成長に目を細めながらも、家族が今回の婚約に対してどのような思いを抱いているのか考えを巡らせていた…。 一抹の不安を抱えるマリーアを母と4人の姉は温かく迎える。
自身の覚悟を語ったことで父とのわだかまりが解けたマリーアはルビーニ王国へ戻る馬車に揺られていた。里帰りの途中に村人から聞いた、村の娘が行方不明になっている事件を気にかけたマリーアたちは、ナヴァーロ村に立ちよることに。村長の娘ヴェロニカがナルディ伯爵家の馬車に乗せられていたという情報をもとに屋敷を訪ねる。
ナヴァーロ村の特産物の倉庫を襲いに来た賊を撃退したマリーアたちは、ヴェロニカの想い人ウーゴから事情を聴いていた。その特産物にはある恐ろしい秘密があり…。ナヴァーロ村での騒動の後、王都に戻る途中に美しい水上都市に立ち寄ったマリーアとレナート。レナートの誘いで二人のお忍びデートが始まる!?
王太子レナートと婚約間近となったマリーアとは対照的に、アイーダと第二王子プラチドはお互いに顔を合わせることを避けるように…。二人の関係を案じたマリーアが策を講じるもアイーダには見抜かれてしまうのだった。話を聞いたレナートは、もう一度アイーダの気持ちを確かめるようマリーアに提案する。